12話 ページ13
「うっひゃぁぁぁあ」
知ってた、知ってたけど急に顔出すのは違うもん！
「あっおくんは来ないで！」
青くんは怖いからやなの。 僕は哀ちゃんだけなの！
「こら、Aくん。 そういうのはだめよ？」
「おま、いつのまにこいつと仲良くなってんだ？」
だってだって、だって！ やなのはやなの！
「青くんヒーローやないもん！ だってだって哀ちゃん居たから追いかけたのに、1人やないんだもん！」
いつも沢山、おともだちと一緒の哀ちゃんがやっと1人だとおもってたのに、こうだもん。
「あら？ そうだったの？ じゃあ少しの間、江戸川くんはあっち向いててもらえるかしら？」
すごい！ 哀ちゃんがそうやって言ったらすぐにあっちに行ったの！ かどを曲がったからもう見えない！ やっと渡せる！
「あのねあのね！ これ渡したかったの！ ヒーローの証。 あのね、これ僕が作ったんだよ」
この前ね、哀ちゃんに渡そうと思ってすっごく硬いダンボールをがんばってチョキチョキしてね、まるにして、そこに哀ちゃんって書いたの。
あとはあとはママにバッジの後ろのやつをつけてもらった！
「これを私に？ ありがとう」
哀ちゃんが頭を撫でてくれた！ わーい！
「あっそうだ！ あとねあとね、これ！ この前ねママと2人で飴の工場に行った時に袋の絵を書くのあったの！ その時のあげる！ まだお家にたくさんあるんだ」
「え……これは」
なんだか、不思議な顔してる！ そうだ写真撮ろ！
――パシャ
「きゃっ」
ま、眩しかったのかな？ ってあれカメラがない！
「おい！ 灰原大丈夫か？」
あ、あおくん！？ いつの間に！ あっあと僕のカメラ！ さわったらだめ、だめなの！ 本当にだめなの！
「さわんないでっっ！！」
あ、カチャカチャしないで、僕の……お兄ちゃんからもらったカメラなの、誰にもさわって欲しくないの！ ママにもあまり触らせないのに
「ヒック……ふっあっ……」
「ちょ、江戸川くん私は大丈夫だから、」
「うわぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！ お兄ちゃんにもらっだ！カメラァァァァァかえじで！」
――本気の大泣きはちょうど裏にあったポアロまで聞こえてた。
「なんか小さな子がすごい大泣きしてますね」
「えぇ……なにかあったら大変ですからみてきますね！ 梓さん少しの間よろしくお願いします」
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ノルゼリイ(プロフ) - コメントありがとうございますー！ 占ツク自体低浮上になりかけてるのでいつになるか分からないですが更新はしていきます！ (o_ _)o (2022年4月30日 1時) (
レス) id: 8f5d447aaf (このIDを非表示/違反報告)
マビフス！！！(プロフ) - 弟くん可愛すぎるっ！更新楽しみです！ (2022年4月29日 3時) (レス) @page17 id: daece0bfdb (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - 弟ーーーーっっっ！更新ありがとうございます！お粥作ってあげたい… (2022年3月21日 12時) (レス) @page17 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - わー！本当ですか！？すごく嬉しいです！続きが読めると思うと今からわくわくです( *ˊᗜˋ* ) (2022年3月2日 18時) (レス) id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
ノルゼリイ(プロフ) - やまはさん» 初コメありがとうございます！ そう言って頂けて嬉しいです。 最近こちらは更新していなかったのですがせっかくコメントも頂いたので進めてみたいと思いますm(_ _)m (2022年3月2日 0時) (レス) id: 8f5d447aaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プルポリー | 作者ホームページ：
作成日時：2020年6月4日 13時
