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あんず ページ2

元からプロデューサーになるつもりは無かった。
成り行きというやつだ。

それなのになんでこんなにも私はあの子を羨んでいるんだろう。

茶色い髪を肩まで伸ばして、無意識か、スカートは短くて可愛いピンクのセーターをブレザーの下に着こなしている。

同じ2年のあんずちゃん。…あんず。

春になって同じに入学したのに、どうしてあの子だけ奇跡を起こせたのかな。




私はずっと後悔してる。


****、あんず。

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作者名:紫乃月 | 作成日時:2019年12月26日 22時

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