十二話 ページ15
少しの沈黙の後。
一人の子声が静かに部屋に響いた。
「はぁ？なんで」
「私だってやはり、付き合いが長い貴女の方がA・リーチ君も安心するでしょうし、そうしたいのは山々なのですか…、、」
「何か都合の良くない事でもあるのですか？」
ジェイドは笑顔を浮かべながらそう聞いた。
クロウリーは一瞬の沈黙と共に何か気まずそうに彼ら三人に言う。
「何分、手続きが面倒でして、、やはりクラスが違うとなると授業の進みも違いましてね、？ だからその…。なんというか、、。」
「そんなのぉ、学園長が頑張ればよくなぁい？ジェイドもそう思うでしょ？」
クロウリーは体をビクッとさせ、困り眉にしながら慌てて止めようとしていた。
「え、ちょフロイド・リーチ君？ 私、そこまで暇では無いのですが、」
「えぇ、フロイド。僕もそう思います。アズールも当然そうでしょう？」
「え、ジェイド・リーチ君まで…。流石に君は大丈夫ですよね！？アズール・アーシェングロット君ッ！！」
「私も同意見です。」
「なッ、アズール・アーシェングロット君まで…、。」
「ねぇ、学園長。俺ら三人がこう言ってんだよぉ？ Aの為を思って手続きしてくれるよねぇ？ てかしろよ。」
それを聞くとクロウリーは乱暴に頭を搔き、大きくため息をついた後、諦めたように小さな声で三人に言った。
「…〜ッ！ 分かりましたよ、やればいいんでしょう、やれば、なにせ私優しいので！ ですが一つ条件があります！」
「「「条件？」」」
クロウリーのその言葉に三人は首を傾げた。
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Luis(プロフ) - しろさん» ありがとうございます。とても励みになります！ 少しずつですが投稿していくのでご期待に答えられるように頑張ります！ (2022年9月3日 1時) (
レス) id: e9902680b1 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 面白くて一気に読んでしまいました。更新楽しみにしてます！ (2022年8月31日 23時) (レス) id: 93afb517a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luis | 作成日時：2022年4月24日 20時
