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｢…俺の事考えてくれるのは嬉しいけど、セットリスト変えるのはさすがに。そんな1人のメンバーの体調に左右されて演出のクオリティを下げるのは違くない？それならやらない方がマシでしょ？｣
シャワー上がり、パンツを用意してないことに気付き、タオルを巻いたまま2階の物干し部屋までくる。
パンイチのまま下に戻ろうとした時に聞こえてくる声。
それは少しキツめの口調で思わず足を止める。
｢でも、でも！じゃあ、その体調でステージ動き回れる？無理でしょ？｣
｢無理とかそんなのやってみないと分からないでしょ？｣
｢やってみて無理だったらどーすんのさ、！本番中は吸入器使えるタイミングが限られてくるんだよ？どーすんの、メインからセンターまで行く途中に発作起きたら｣
｢それでもｯげほっげほっ、、それでもやるのがプロなんじゃないの？けほげほっ、、｣
｢落ち着けって、｣
｢自分のｯけほっ、ひゅっ、、けほげほっけほっげほっ、、ぇほっ、、ひゅる、、｣
｢にの、落ち着いて！｣
｢や、っけほげほっ、はぁひゅっ、、はっ、、ひゅっ、、｣
言い争いがだんだん激しくなってきて、興奮しすぎたのかかなりでっかい発作が出てるニノ。
急いで下に降り、翔ちゃんとリーダーに事情を話し、着替えてから再び2階に行く。
救急車が来てから病院へ行くまでの時間がものすごく長かった。
ニノには酸素投与だけして、あとは俺らに事情とかを詳しく聞いて、すぐに搬送しようとしない。
ニノの唇が紫に変色し始め、体の一部が痙攣し始めた時、やっと救急車に乗せられ、搬送。
俺のせいだ。そう言って処置室の前をウロチョロしてる松潤。
かなり責任を感じてるみたいで、誰が何を言おうとも、自分ばかりを責め続ける。
｢今日はオフにしよ。｣
そんな時にリーダーが一言そう言う。
これには松潤も動きを止めて、えっ？という顔でリーダーを見つめる。
｢休まないと脳が正常に動かない。壊れた脳のまま演出を考えたって良いものできないよ。｣
その言葉を聞いて、翔ちゃんはすぐにみんなに連絡を入れてて、年長組の凄さを思い知らされる。
連続的に点滴を流し込まないといけないらしく、入院となったニノ。
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賞味期限(プロフ) - 傘さん» ありがとうございます😢🫶🏻頑張ります✊🏻 (2022年9月11日 14時) (
レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
傘 - 書き方や内容が好きです！これからも自分のペースで頑張って下さい！ (2022年9月11日 12時) (レス) id: e177d1457e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年9月5日 18時
