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つられ泣きとか、つられ笑いとか、そんな感じのニュアンスで、、つられ発作。
発作の程度はそんなじゃないんだけど、苦しくて、心配させないようにする余裕もなくて。
なれない発作に苦しくて返事ができない。
相葉さんはなんのために買ったんだか分からないけど、携帯酸素を所持してて、俺のために走って取りに行ってくれる。
相葉さんの大きな手が俺の背中を上下しながら、片手で器用に酸素を吸わせてくれる。
10分くらいそーしてもらっていると、発作は落ち着いた。
吸入器がなくても意外と止められるんだと新たな発見をした俺。
これで、次、吸入器を忘れた時に発作が起きてもそんなに不安じゃなくなるな。
相葉さん｢にの、水飲める？咳してる間は無理して飲まないでね｣
｢こほこほっ、けほっ、うん、ありがと。｣
相葉さんが持ってきてくれたお水を受け取り、言われた通り、咳が落ち着いたタイミングで飲む。
相葉さんはこのお水に魔法でもかけたのか、咳が治まり、通常の二宮和也に戻ってる。
相葉さん｢もー大丈夫？さっきのなんだったんだろうね？｣
心配そうな目で俺を見る相葉さん。
｢んね、なんだったんだろ。｣
喘息だと分かってから、咳が出たり苦しくなったりすると心が敏感になってる気がする。これがいわゆるストレス？
それがちょっとずつ重なってあのタイミングで容量オーバーになっちゃったのかなと思ったけど、パニック発作ぽくもある。
明らかにあれは喘息発作だったんだけど、精神疾患かもななんてそっちの方も心配。
相葉さん｢ニノ、俺、送ってくからもう帰りな？｣
｢え？｣
せっかくの楽しい時間を無駄にした。それで帰れと急かしてる？
相葉さん｢この後暇なら家じゃなくて病院に連れてけるけど？さっきの結構やばかったし、一緒に病院行っとかない？｣
キョトンとしてる俺にそう声をかけ、いつの間にか耳に体温計をぶっ刺してる相葉さん。
相葉さん｢平熱だね。｣
熱を測られた時点で、完全に彼が主導権を握ってる。これはいくら抵抗しても病院行きは免れないだろう。
｢喘息の患者さんで時々いるんですよ。他の人の発作を見て自分も発作が出てしまうという人が。精神疾患ではないので安心してくださいね。でも、調子が良くても、今日みたいに急激なストレスがかかると発作が起きちゃうこともあるので、吸入器はなるべく肌身離さず持っててくださいね。｣
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賞味期限(プロフ) - ごてんさん» コメントを頂いてたの、今気付きました🙏🏻リクエスト絶賛募集中なので大歓迎ですよ！早速書かせて頂きますね！ (2022年11月1日 17時) (
レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
ごてん - このシリーズや他のシリーズも楽しく拝見させていただいてます。リクエスト募集なしだったら申し訳ないですが、嵐メンバーが出てくるお話がみたいな〜なんて思ってます。 (2022年10月10日 0時) (レス) id: bc183357d8 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - しほほんさん» 大変長らくお待たせいたしました！ (2022年10月9日 22時) (レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
しほほん(プロフ) - 更新待ってます (2022年9月6日 17時) (レス) id: 712931ffc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年8月23日 21時
