突然現れる幼なじみ ページ7
｢うぉぉぉぉ、！なんでこんなとこに？｣
俺を驚かせたのはコイツ、二宮和也。
ニノ｢おかえり、あいばくん｣
｢ただいま？え？なに？どーしたの？｣
ニノ｢映画一緒に観ようと思って。｣
今までにもこんなことが数回あったな。
俺のご飯を食べる口実として、映画を一緒に観たくて、と言うきみ。
｢まったくもー、いつ来たんだよー。俺が夜まで収録だったらどうしてたの？｣
ニノ｢だいじょぶ。マネージャーからスケジュール聞いたから。絶対に帰ってくるって分かってた。｣
｢こわー、なにそれ！
まぁいいや、手洗ったらソファにかけてて。すぐ作るから｣
ニノ｢あーい。｣
24時間テレビも終わったことだし、休みが多い時期なはず。だから来たのか。
ソファに腰をかけて眠る彼の横顔を見てそう思う。
ニノ｢あ、いいにおい｣
さっきまで眠っていたニノが生姜焼きの匂いで目覚める。
とぼとぼと白い顔で歩いてくる。
この人、寝起きは必ずこうだから、収録の直前まで寝てると、確実に放送した夜にTwitterで心配の声が上がるんだよね。
なんて、白くて可愛いニノに気を取られてると、お肉がジューと鳴いて、焦げてますよって知らせてくる。
｢あー、ごめんごめん、あっついね｣
ニノ｢相葉さん、肉にまで優しいんですね(笑)｣
カウンターに頬杖をつき、上目遣いで俺を誘惑する。
｢ニノ、ご飯盛ってくれない？
お茶碗は左から二番目の棚に入ってるから！｣
彼の目線に耐えきれなくなった俺はそんなことを言ってニノから逃れようとする。
やっぱり久々に見るとダメだな。
可愛い彼への抵抗力が落ちちゃって、気付けばずっと可愛いなって見とれちゃう。
って、おじさんが何考えてんだか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
賞味期限(プロフ) - ごてんさん» コメントを頂いてたの、今気付きました🙏🏻リクエスト絶賛募集中なので大歓迎ですよ！早速書かせて頂きますね！ (2022年11月1日 17時) (
レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
ごてん - このシリーズや他のシリーズも楽しく拝見させていただいてます。リクエスト募集なしだったら申し訳ないですが、嵐メンバーが出てくるお話がみたいな〜なんて思ってます。 (2022年10月10日 0時) (レス) id: bc183357d8 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - しほほんさん» 大変長らくお待たせいたしました！ (2022年10月9日 22時) (レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
しほほん(プロフ) - 更新待ってます (2022年9月6日 17時) (レス) id: 712931ffc3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年8月23日 21時
