貴方と私は (ページ10)

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主と従者3 ページ10

その日からAを抱く日が続いた

ちなみにキスはしてない

キスは好きな人としなさいとAには言われたから

そしてオレとAの関係を知ってるのはジャミルだけ

最初は呆れられたがやれやれと言いながらもオレ達のことは言わないでくれた

そしてある日、Aに衝撃なことを言われた

『もうこういう関係はやめよう。カリム、私達は主と従者なの』

なんでこういう時だけ頭が回るんだろうな

カリム「A、オレなんかしたか？どうしたんだ？」

Aは下を向いていて表情は見えなかった

『貴方と私は主と従者。それ以上でも以下でもないでしょう？』

読めない顔でそう言われて、オレは呆然とするしかなかった

『カリム、私はもう貴方のことを主としてしか見てないわ』

『さようなら……カリム』

そう言いAはこの場を去った

ジャミル「カリム！ここにいたのか！」

Aと入れ替わるようにジャミルがオレのところに来た

ジャミル「どうしたんだ？」