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そこにいたのは、すごい形相をしているカゼだった。
「何でこんな所にいる!」
カゼは來夢に怒鳴った。
が、來夢はカゼに会えたことに喜んでいた。
だが、カゼの顔と服には血がついている。
來夢は心配になり、カゼを見つめ慌てた。
「どこか怪我したんですか!?」
その瞬間、どこからかバンッと物凄い音が辺りに響いた。
え…何?
カゼはすぐにバッと來夢の腕を掴みながら動く。
薄暗い空間で見えにくいが、一人の男がいた。
その人の手には銃が握られている。
カゼは舌打ちをした。
「一人撃ち忘れてたか」
カゼはそう言い、ポケットから銃を取りだし男に向かって撃った。
辺りに発砲音が響く。
男の胸に銃弾が貫通し倒れていく。
カゼはため息を吐いた。
來夢はカゼの行動に目を見開きながら固まった。
カゼが撃った…。
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作者名:みあゆい | 作成日時:2019年12月6日 17時