めめの妹

緊急連絡 ページ21

ーラウールー

ゴホッゴホッゴホッ…
朝から風邪気味の僕は、マスクをつけて宮舘、佐久間、阿部と雑誌の取材を受けて休憩時間を迎えた。

宮舘「ラウール風邪でも引いたんじゃねぇの？」

なんて、聞かれながら「いや、熱はないんだよねー」

と答えたその時、一斉に岩本からメールが届く

阿部「え？目黒インフルエンザで全員検査？
まじか…。A大変だぞ…
めめがいなくて…。翔太とかは元気だったけど…まだ分からないし…」

そんな話をする。

午後は雑誌の撮影があったんだけど、緊急事態ってことで、すぐに病院に向かわせてもらった。




ー渡辺翔太ー

「うぇーーーーーーーん、にいにーーーー」

目黒と岩本が居なくなり、佐久間まで仕事に行って数時間。Aは大泣きをしていた。


渡辺「よしよし…にいに帰ってくるからな」

と抱き上げれば、体に直接伝わる体温

ポカポカしてるなぁ…

バレないように体温計を挟み込み
ディスプレイを見る。

37.3か…
微熱だな。

渡辺「冷たいのぺったんして、ねんねして、にいに待ってような」

と、冷えピタを貼りソファーに寝かせるも
コアラのようにくっついてくる。

仕方ないか…

俺は自分の膝にAを座らせソファーにもたれかかる

と、同時にブブッとズボンに入れた携帯のバイブが鳴る

器用に取り出せば、岩本からの緊急連絡を見る

…まじか。目黒がインフルエンザ…全員検査…

仕方ない…こうなったら…


渡辺「A、にいにの所行こうか。
ひーくんも、にいにと一緒にいるからな」

と抱き上げ、半ば強引に病院に向かう。

着いてすぐに俺1人で固定して検査をしてもらい
すぐに目黒の元に連れて行き、俺も検査をする

たかが数分の出来事が長時間のようにも思えた

全員揃って…？→←照と病院

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