めめの妹５ (ページ49)

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＊夜になったらページ49

ー阿部亮平ー

朝起きてリビングに降りれば…「阿部晩ご飯は？」なんてきかれる。そう、今日は俺とAが出かける日

阿部「お願いしてもいい？」

宮舘「うん。帰宅は？風呂の時間とかどーする？」

阿部「あー、えっと…ご飯食べて8時前に出発して港を少し散歩する程度だから遅くても9時半には帰るから」

なんていえば了解。なんて言いながら料理を再開した

阿部「あれ？舘様、それって夜ご飯？」

宮舘「うん、俺撮影だからね」

と、軽く会話をする。

阿部「毎日ありがとう」

そう伝えれば急にどうしたの？と首を傾げる宮舘。

「何でもないよ」なんて言いながら床をゴロゴロと回って遊んでいるAに向き合う。

阿部「おはよう、A。今日は阿部ちゃんとお出かけ行くよ」

なんていえば、ピタリと動きを止めてすぐに準備を始める。

阿部「あー、違う違う。夜ご飯食べてからだからね？」

俺の言葉が耳に入ってないのだろうか…
準備する手を止める様子がない。

A「おでかけ…」

阿部「うん。お外が暗くなってから。まだ行かないよ」

そう告げビデオをつけてあげて俺は様子を見ながら朝ごはんを食べる。

宮舘「阿部悪いんだけどさ洗い物だけお願いしてもいい？俺そろそろマネージャーくるから」

阿部「もちろん。いつもありがと。俺今日オフだから何かあれば連絡してね」

そう声をかけ宮舘を見送り再びご飯…

って、ええー？？？？

阿部「A…？朝ごはん…食べてなかったの？」

リビングに向かえば俺の朝ごはんを食べるA

多分食べてるはずなんだけどなぁ…
なんて思いながらも俺は宮舘が作ってくれたご飯に、納豆ご飯を追加してご飯を食べ洗い物を済ませた。

せっかくなら…オフだから…どこか…

阿部「Aさ？舘様と目黒が誕生日だったから、お出かけの前にプレゼント買いに行こうか」

と、提案。

大喜びで玄関に向かうAの後を追い
ショッピングモールへと向かった。