イケメンくん。 ページ22
ジスが来ないと知って文化祭もやる気が
無くなった私は、教室について机に顔を伏せた。
ハニに一緒に回れないって言ったから、
きっとハニはもう違う人と回るんだろうなあ。
あの人、友達多いし。
クラスのみんながキラキラ輝いてるように
見えた。
教室はあっという間にメイド喫茶みたいになってるし女の子はメイド服を着てる。
私はこの目の前の紙切れを適当に
配るだけ。
はぁあ。面白くないー！
「おはよA」
「わっ、びっくりした」
ハニだ。なんかいい匂いする。
「やっと文化祭だなあ。早かった」
私の隣に座って今日室を見渡すハニ。
ハニに断ったのに
結局は1人だなんて言えるわけないから
ハニには1人で居るところ見られたら困る。
チラシ配り終わったら
大人しく家に帰ろう、、。
ーー
ー
そしてついに始まった文化祭。
青春って感じでキラキラしている。
私とハニは門のところでお客さんに
チラシを配る。
ハニの周りには女の子がいっぱい集まってるし
一緒に写真撮ってください〜！なんて
言われてるし。
すごいなあ、ハニ。
私、あんなすごい人と友達なんだよね。
ハニの周りに人集りができてるのを
ボケーっと見てると知らない人に腕をぐいっと引っ張られた。
「‥Aちゃん、だよね？」
「っへ？」
目の前にはイケメン。
だ、だれっ！！
「やっぱり！Aちゃんだ！」
ずっと私の顔を見てニコニコして
手をブンブン握って来る。
だ、誰なのこの人！！知らない！こんなひと
知らない！
「あの、ひと間違えでは？」
「え？人間違い？？ホンAちゃんでしょ？
違うの？」
うげぇええ！私の名前だ！
なんで！なんでこんなイケメンくんが私を
知ってるの！
「あ、忘れてた！俺はミンギュ！！」
いや、いきなり挨拶されても！
ミンギュ？？ミンギュってだれ！！
ジスに知らない人に話しかけられても
無視しろって昔から教わってるから
イケメンくんをその場において違うところに逃げた。
「おまえ！さっきの人が双子の兄？！」
逃げようとした時にハニと目があって
自然についてきたハニ。
「違うよ。いきなりAちゃんだよね？って言われた。ミンギュって人。わたし、知らない」
怖い、だれだろう。
なんでわたしの名前知ってるんだろう。
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りさ - このお話やばいです。ほんとに。もうドキドキ半端ないし、続きが読みたくて夜も眠れないです笑笑。更新頑張ってください！ (2019年7月31日 1時) (
レス) id: 2327218ebe (このIDを非表示/違反報告)
すーさん(プロフ) - 凄く好き、本当に、 (2018年6月14日 19時) (レス) id: 387114ba65 (このIDを非表示/違反報告)
しし氏(プロフ) - るうさん» るうさんはじめまして！ありがとうございます！私も心臓痛いです（笑）（笑）これからも何卒よろしくお願いします！ (2018年4月2日 2時) (レス) id: 133883db89 (このIDを非表示/違反報告)
しし氏(プロフ) - ヤクさん» ありがとうございます！ (2018年4月2日 2時) (レス) id: 133883db89 (このIDを非表示/違反報告)
しし氏(プロフ) - るっちさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年4月2日 2時) (レス) id: 133883db89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しし氏 | 作成日時：2017年6月3日 0時
