少女の考える事《ホラー》

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夜になると、この館を徘徊する少女。

私は中野彩音(なかのあやね)。
私は今年で中学三年生になる。そして、私はこの人物の調査を続けて、三年目になる。ホラー好きの私には、とっておきの獲物であった。

この少女は、「かなめ」と呼ばれている。確証はない。かなめは金持ちの家に育ち、この館はかなめの家であった。中学三年の春、原因不明の死に至る。その姿は、何年もの間見つかることは無かった。次にかなめらしき人物を見たのは、20××年2月21日。かなめの母親がこの日の深夜に謎の人物が徘徊しているのを見かけた。その影は、まるでかなめがいるかのようだった。母親は咄嗟に「かなめっっ！」と大声をあげる。するとその少女はトンットンッとゆっくり近づき、不気味な笑みを浮かべ、母親を絞め殺したのだという。その後、この館に居た家族ら全ての人物が死体になった。執筆状態：連載中