第4話 神と勇者 ページ6
[そうしてリギアは初めてルドラと呼ばれた勇者を目に入れた。]
!!スリープモードになっているみたいね。魔素を渡さないと目覚めないわ。だったら、
『﹙魔力付与﹚』
[リギアは自身の魔力をルドラに分け与えた。しばらくすると…]
ルドラ「うっ、…」
ヴェルグリンド「!!ルドラ!?大丈夫?」
ルドラ「ヴェルグリンド?オレは…」
『気が付いたようね。どう?何処か、違和感とかないかしら?完璧にしたはずだから大丈夫なはずだけど…。』
ルドラ「ああ、平気みてーだありがとうな。ところでお前は、誰だ?」
『私は、世界を作り、管理する者であり、神である者。名をリギア·ディスティー』
ヴェルグリンド「リギア!?まさか兄さんが言っていた兄さんの主?」
『兄さん?貴方ヴェルグリンド?ヴェルダナーヴァが言っていた2番目の妹?』
ヴェルグリンド「ええ、そうよ。私はヴェルグリンド、世界に4種しかいない内の一人。
灼熱竜ヴェルグリンド。」
『ああ、貴方が…。それで、その人は?』
ルドラ「オレはルドラ。勇者ルドラだ。」
『そう…。貴方がギィの言っていた勇者ね。二人とも、これからよろしくお願いするわ。』
ギィ「サンキュー、リギア。お陰でこいつを殺さずにすんだぜ。どうやったかは聞かないでおく。とりあえず、助かった。」
ルドラ「オレからも、ありがとうな。」
ヴェルグリンド「なっ!口調を改めなさいよね!!リギア様は兄さんの主なのよ!?」
『ヴェルグリンド、良いわよ。私は気にしないわ。ヴェルダナーヴァも大分くだけた感じ
だからむしろそっちの方が親しい雰囲気が出て好きだわ。貴方も、‘様’何て付けなくて良いわよ。』
ルドラ「だってよ。じゃあこれからよろしくな!」
『ええ、よろしく。それでギィ、何て名前を貰ったの?』
ギィ「クリムゾン。オレはギィ·クリムゾンって名前になった。」
『そう…良かったじゃない。合っていると思うわ。』
ヴェルグリンド「全く…私は止めたのに、気にしないで直ぐに付けたんですよ。」
ルドラ「まあまあ、良いじゃねーか。あっ、なぁ気になったんだけどよ。お前どんだけ強いんだ?一回戦ってみようぜ。」
ギィ「やめとけ、リギアには勝てない。オレでも勝てねーんだぜ?お前にも無理だろ。」
ルドラ「お前負けたのかよ。」
ギィ「まぁな。今は、わかんねけど。」
『そうね。戦ったのはずいぶん前だから…。良いわよ。戦いましょう。』
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2021年6月29日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
たけち - 面白かったです続きが気になります\(^o^)/ (2020年3月3日 23時) (携帯から) (レス) id: 06009c9279 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)えりな(プロフ) - 最新です!!めっちゃ面白いです!!最新頑張ってください!! (2019年3月20日 22時) (レス) id: f380eb65b5 (このIDを非表示/違反報告)
れぷ(プロフ) - ギィを最初に会わせるとは..中々見れないパターン、面白いです。(上手く言えなくてすみません)会話文にスペースが空けてあって読みやすく気に入ってます!更新楽しみにしているのでこれからも頑張って下さい。 (2019年3月19日 17時) (レス) id: 5b37f5d930 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月10日 1時) (レス) id: 3ea219d6c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ライブラ x他1人 | 作成日時:2019年3月9日 22時