神である私の物語

第１７話　神とスライムの名付け ページ21

さて、戦いが終わったのだけれど、

ｻﾞﾜｻﾞﾜ ｻﾞﾜｻﾞﾜ

だいぶにぎやかになってきたわね。

リムル「(これからこいつらに指示を出して整備していきたいんだが……)！そう言えば
村長お前の名は？」

村長「いえ魔物は普通名を持ちません。」

『そうよ、名前がなくても意識の疎通は出来るから。まぁ、私の配下は全員名前をもっているから、少し大変だけど……。』

リムル「そうなのか……でも俺達が呼ぶのに不便だな。」

え、まさかリムル、全員に名前を……？いやいや、まさかそんなこと…。←フラグかな？

リムル「よし。お前達全員に名前をつけようと思うが、いいか？」

あったーー！？嘘でしょう!?←フラグ回収お疲れ

アッ、私も名付けしてるから人の事言えない……。

＿＿＿まぁ、いいかな。面ど＿じゃなくて大変だからもう好きにさせましょう。

村長「よ、宜しいのですか？」

リムル「おう、じゃあまぁ一列にならばせてくれ。」

うぉぉぉーー！！やったぁーー！！

最悪、死にはしないから大丈夫でしょう。

リムル「ええと村長とその息子は村一番の戦士だったリグルの身内だと言っていたな。
では、父親の村長は“リグル·ドだ。”

リグルド「おお…っ」

リムル「弟のお前は兄の名を継ぎ“リグル”と名乗れ。」

[このあとも続々と名付けをしていくリムル。]

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もうそろそろ不味いんじゃないかしら？
いくらヴェルドラの魔素があるとはいえ、そんなほいほい名付けをしたら……

リムル「牙狼族のボスの息子か。」

『リムル、そこまでに……』

リムル「嵐の牙で“ランガ”お前の名はランガだ。＿＿＿！？」どろっ

！！あぁ遅かったわね……。まぁこれに懲りて次からは気を付ければいいか。

ねぇ、シルク？リムルが起きるのはいつ？

《完全回復の予想時刻は3日後です。》

そう、だいだいそれぐらいか。

《それにしても、知らなかったんですかね？ゴブリンがあんなに心配してたのに。》

おそらくね。まぁ普通魔物が魔物に名付けをすることはあまりないし。
ヴェルドラがいるから多少は大丈夫でしょう。

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3日後

リクルド「おぉ、リギア様。リムル様がお目覚めになられたそうです。」

『やっと起きたのね。すぐにリムルの所へいきましょう。』

さて、リムルはどんな心境なのかしらね。

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