悲壮な未来 (ページ14)

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蘭「決まった？

って…そんなに買うの？」

『えぇ。

やっぱり久々に買ったから沢山になりました』

籠が3つになった。

竜胆「こっちはある程度決まったよ。

って、そんなに買うの？」

竜ちゃんも籠を見て驚いていた。

え？そんなに驚く？

『あ、服はどうなりました？』

竜胆「あ、うん。

一応これとこれはおすすめするよ。

あと他にもこれとこれも」

そう言って渡されたのは大人っぽい服だった。

やっぱり優雨ちゃんと時雨ちゃんには、

大人っぽい服が似合うからなぁ。

2人ともよく分かってる！

お会計を済ませて店から出る。

『あの、宜しければこれを…』

袋を2人に渡した。

『大層な物では無いんですけど、

今回付き合ってくれたお礼です。

お二人に似合うと思って服を選びました。

宜しければ受け取ってください』

軽く5着は入っている袋を渡した。

『あと、私の電話番号です。

今度改めてお礼をさせてください！』

ペコリと頭を下げて2人と別れた。

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竜胆「なぁ、兄貴。

俺、マジでヤバいかも」

蘭「俺もヤバい。

好きな女に服貰って喜ばない奴なんていないだろ。

それに、連絡先も貰ったし…」

竜胆「次会う時が楽しみだ」

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女性から男性に服をあげる意味

『私の好意を受け取ってください』