女装しててなんか悪い？【忍たま】 (ページ3)

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豆腐ページ3

仙蔵「Aは素顔で行くのか？」

朝食を食べている時にふと聞かれた

『いや、変装はするよ』

小平太「なぜAは素顔を見せてはくれんのだ！」

『…』

私は何も言うことが出来ず伊作に救いの目を向けた

伊作「まぁまあ、誰にだって隠したい事はあるんだから」

ありがとう！伊作！

小平太「…そうだな！悩みがあれば相談しろ！」

『ありがとう』

小平太も優しいな…

さて、そんなことはさて置き…

どうしようか、この豆腐！

後ろから視線が痛い！

兵助か…！

うぅ…食べるしか、無いのか…

仕方ない！

ﾊﾟｸｯ

…苦手な味

吐き出そうかな

でもその後が怖い！

頑張れ私！飲み込むんだ！

頑張れ！

ｺﾞｯｸﾝ

うっ

『お、お茶ぁ』

口の中に味が残ってる！

伊作「はいどうぞ」

隣に座っていた伊作がお茶を渡してくれる

伊作、お前は神だ！

不運だけど

ｺﾞｸｺﾞｸ

あぁ！開放された！

仙蔵「A、早く行こう。」

『うん。待ってて？片ずけるから』

地声を高くして返事をした

はぁ、この愚痴は三郎に愚痴ろう

三郎なら共感してくれるはず！

仙蔵「そんなに嫌なのか？」

『えぇ。』

仙蔵「Aの女装は完璧だからな…そうだ！アドバイスをくれないか？」

アドバイス…

『仙蔵は肌が綺麗だから真っ赤な口紅がいいかもね。それと目元は大切ですよ』

仙蔵「真っ赤な口紅か…少し試してみる」

『ええ頑張って！』

仙蔵「良ければ私と行動しないか？」

カップルだと思われて近ずいて来ないんじゃ…

あ、でも…………いいこと思いついちゃった

『えぇ！喜んで！』

心の中と言葉が全く違うって？

演技は大事だからね