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Ep 60 ページ12
「…エンデヴァーのとこの、焦凍くん、あそこにいるから。Aは、そっちに向かってくれ…俺は後片付けが残っている」
『わかった』
「…終わったら、家で待っていてくれ」
『…！わかった』
あれほど嫌いだったのに
どうしてこんなに、嬉しいのだろうか。
『しょーと…』
「…！！A！」
「無井さん！無事だったのですね！どうやってここまで！？」
『…お父さんが、助けにk…』
「…悪い」
『…焦凍…？どうして謝ったの？』
…悪いのは全部私だ
焦凍が謝ることなんて何も無い。
「俺達は、爆豪1人だけ救うことに固執して、お前を見てらんなかった」
『…うん』
知ってる。
「だから」
『私は、勝己を救ってくれたことの方が嬉しい。
もし、助けるという選択肢で、私を選んだなら、
私は恨むよ』
「あぁ…」
『勝己は、どこ？』
今はとてつもなく
貴方に会いたい
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作者名：幸不椿風 | 作成日時：2017年9月24日 22時
