【ヒロアカ】私は平穏な日々を送っている。【爆豪勝己】 (ページ16)

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Ep 64 ページ16

爆豪 side

Aを押し倒した直後

切島が部屋に来た。

切島も部屋に入ってきて

ベッドを見ると

「無防備だな」

「…Aの部屋教えろ」

「わかんねぇよ！女子に聞こうぜ！」

流石にあの時みたいに一緒に寝るわけには行かねぇ。

俺はAを抱えた。

「おい」

「えっ！爆豪！？Aちゃん寝てるの？」

俺は黒目に話しかけ、

「…静かにしねぇと、起きる」

「こいつが、無井の部屋知りたいってさ！」

「おっけー！行こっか爆豪！」

ってか、軽すぎる。

ちゃんと飯食ってんのか、こいつ。

『…ん…』

「それにしても、意外だったわー。お持ち帰りすると思ってた！」

「ふざけんな」

俺は静かにキレた。

「ここ！部屋隣だからー！じゃねー」

俺は扉を開け

ベッドにAを下ろすと

ノシっ

「おっ…」

Aに引き寄せられた。

『…おはよ』

「てめぇ…最初から起きてて」

『…へへっ…勝己に守られてるのが分かって嬉しかった』

「あー、そうかよ」

俺は、またAを抱きしめた。

『…眠い』

そのまま、寝ていく。

「はぁ…」

無防備。

そういうのは俺の前だけにしろよ。