ラスボス達との生活

断末魔 ページ46

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仗「テメェ、吉良！！その子を連れてどうするつもりだ！！」









　じょうすけ？さんはものすごい速さで私たちを追いかけてくる。それと同時に吉良さんが反論する。










吉「勘違いするんじゃあない！この子はこちら側の人間だ！手を狙ったところで私が潰される！」






仗「だからって逃げてんじゃあねぇ！！」













　吉良さんとじょうすけさんは言い合いながら全力で走っている。相手の速度も速いため、一筋縄では逃げられない。



　吉良さんは喋りながら走るのがキツいのか、息を上げている。


　顔色も悪く、足取りもフラフラとしている。
　どうにも嫌な予感しかしない。















　『吉良さん、だ、大丈夫ですか…？』






吉「う…う…」








　やばそう。


　吉良さんはもう限界だと顔で訴えてくる。














吉「うェ……は、は…吐く…！！」






仗「はーい、吉良さん、追いついたぁ♡」






吉「ぴ、ぴ、ピギャアアアアアアアアア！！」






Di「吉良ァァァァ！！！！」












　吉良さんの断末魔にディエゴさんの足が止まり、私も慌ててじょうすけさんに視線を移す。







　



　そこには、口は笑っているが、目がマジのじょうすけさんと、今までに聞いたことのない悲鳴をあげながら抵抗をする吉良さんがいた。








　吉良さんとじょうすけさんは体格差があり、吉良さんはじょうすけさんの力から抜け出せないようだ。





　じょうすけさんは吉良さんよりも身長が高い上に、スタンドまで出しているので迂闊に近づくのも危ない。













　それでも、吉良さんを今すぐ助けなければ。



















ジョル「僕を忘れて考え事とは…ふふ、存外貴方も僕を求めていたりするのでは？」



















　ね、A



















　「『ピギャアアアアアアアアア！！』」



















　今までに出たことのない声が出て来た。

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