興奮 ページ33
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長い階段から降りて廊下に出る。
すると、先ほど自分がいたであろう上の階からぎゃあああという断末魔と爆破音が聞こえ、さらに罪悪感が増す。
Di「気にすんなって、大丈夫だから」
『はい…』
ディエゴさんは私の頭を撫でながら気にかけてくれた。
D「ん…? A!目が覚めたか。」
『DIOさん!おはようございます。昨日はご迷惑をおかけしてしまい、すみません…』
私たちの存在に気付いたDIOさんが近づいてきた。
DIOさんの表情は優しく、私の心も落ち着いてきた。
D「落ち着いたか?」
『はい。ありがとうございました。』
なら良い、DIOさんは先ほどディエゴさんが撫でてくれていた頭を撫でながら、一言だけ言ってそのままお部屋に入っていった。
Di「そういえばAって、」
プ「おはよう2人とも。こんな所で何をしているんだい?」
『…? おはようございます、プッチさん。今さっきまでDIOさんとご挨拶をしていました。』
ディエゴさんが何か言いかけた気がするするが、プッチさんの挨拶にかぶってしまった。
ディエゴさんは何を…?
プ「そうか。Aが元気そうで何よりだよ。」
『お気遣い、恐れ入ります。プッチさんも体調にはお気をつけてください。』
プ「Aは言葉使いや仕草が丁寧ですごいね。ディアボロから教わったのかな?」
『ふふ、そう仰って頂けて光栄です。ボスは私にたくさんの知識を与えて下さりました。幼い頃から私は、ボスから頂いた知識でボスのために生きたい。と思っていました。故にそんな気持ちの行動です。』
プ「おぉ、ディアボロ愛がすごいな。Aにとってディアボロは神様なのかな」
『っっ、はいっ!ボスは私の生きる意味でもあり、神様でもあるのです!!』
プ「…!! わかる、わかるよ、その感情!!私も親友であるDIOを神のように愛しているんだ!!」
『まあ!プッチさんも私と同じ気持ちなのですね!!何だかこの気持ちを理解して下さる人が少数で悲しかったんです。けれど、けれど…貴方がいる、プッチさん…!!』
プ「私たちは分かり合える気がするよ!それに、髪色も同じだからね。……ハッ、もしかしたら私たちは生き別れの、」
「「兄妹(でした)!?」」
Di「ぜっっっっったい、ちがうだろ!!落ち着け」
ディエゴさんがなぜか強めの否定を入れてきた。
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ぱみ(プロフ) - ありがとうございます…!!頑張っていきます!! (12月22日 23時) (レス) id: 987c51e0ad (このIDを非表示/違反報告)
兎(プロフ) - 応援してます!頑張ってください!! (12月22日 22時) (レス) id: 0558b064c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - わわ…こちらこそグラッツェです✨これから頑張ります!! (12月22日 18時) (レス) id: 987c51e0ad (このIDを非表示/違反報告)
推しの命は私の命 - 荒木荘✨これからの展開が楽しみです!供給をグラッツェ! (12月22日 17時) (レス) @page3 id: be6e33eff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱみ | 作成日時:2023年12月22日 15時