母 ページ28
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デ「まず一つ。Aは、俺の実の娘ではない。」
「「「「「「知ってる」」」」」」
デ「！？」
心底驚いたように目を見開いたディアボロに、ファニーが追い打ちをかける。
フ「そもそも髪や瞳の色が全然違うだろう。それにあの子はお前以上の美形だろう。肌は柔らかそうでシルクのように綺麗だ。あの真紅の瞳もよかったな。綺麗な色合いで…」
ファニーはAのことが気になって仕方がないのか、それとも彼女の美形に惹かれたのかは謎だが、マシンガントークは止まらない。
ついには吉良のキラークインを喰らってしまった。
デ「あー、続けて良いか？」
フ「ゲホ…ああ。」
ディアボロはファニーを一応だが気遣いながら話を続けた。
デ「〜〜〜と、言うことで、あまりAの前では母親の話題を出すのは控えて欲しい。」
怯えているAは、もう見たくない。
ディアボロの真っ直ぐな言葉にその場が静まり返った。
彼女、Aの過去は決して良いものとは言え難いものだった。
荒木荘内でも過去に家族関係が酷かった者も多々いるが、Aもまた随分と酷い仕打ちを受けていた。
Aは両親に捨てられたのだ。
好奇心旺盛で、父母と一緒に遊びたい幼少期。Aは、母からの虐待を受けていた。
食事が出されないのはもちろん、暴行に暴言。山へ捨てることなんてザラである。
それでもAは、何回遠くに捨てられても、いくら暴言を喰らっても、母が大好きだった。
一方、Aの母は、実の娘を毛嫌いしていた。
幼いながらも自分よりも整った顔立ちをしており、周囲からもおだてられていたAに嫉妬をしていた。
いくら捨てても、暴行を加えても、必ず戻ってくるのが気味が悪くて仕方がなかったのだ。
また、Aはなぜか宙に浮くことが出来た。ふわふわと、地面から約30センチは浮いているのである。
もちろんこれはAのスタンド能力であり、幼いながらも制御はできている。
しかし、Aの母親は一般人であり、Aの周りに漂う無数の小さな光には気づかない。
故に、Aの見た目とその能力が「恐ろしい何か」と、勘違いするのに時間はかからなかった。
「その出血量なら助からないわね。ふふ、さようなら。貴方は何の価値もないまま死んでいくの。でもしょうがないわよね、だって…」
貴方は悪魔の子だもの。
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ぱみ(プロフ) - ありがとうございます…！！頑張っていきます！！ (12月22日 23時) (
レス) id: 987c51e0ad (このIDを非表示/違反報告)
兎(プロフ) - 応援してます！頑張ってください！！ (12月22日 22時) (レス) id: 0558b064c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - わわ…こちらこそグラッツェです✨これから頑張ります！！ (12月22日 18時) (レス) id: 987c51e0ad (このIDを非表示/違反報告)
推しの命は私の命 - 荒木荘✨これからの展開が楽しみです！供給をグラッツェ！ (12月22日 17時) (レス) @page3 id: be6e33eff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱみ | 作成日時：2023年12月22日 15時
