黄色 ページ14
-sideA-
吉「はぁ…疲れた…。とりあえず出張用の荷物を片付けてくる。不安だが…A、カーズと待っててくれ。」
そう言った後、吉良さんはリビングを出ていった。チラリと隣のカーズさんを見やると何とも破廉恥な格好をしている。
ふんどし一つだなんて寒くないのかな。
カ「… 何か私に付いているのか？」
視線でバレたのか、不思議そうにこちらを見るカーズさん。
『っ、いえ！ あの、その…薄着ですが、寒くないのですか…？」
カーズさんは私の質問に再度不思議そうな顔をした後、フハハと笑い出した。
カ「フ、私は究極生命体と言っただろう。寒さなど、そう感じない。面白いことを言うやつだ。」
先ほどの「人間ごときに…」発言から少々距離を置きたいと思っていたが、面白そうに表情を崩すカーズさんを見て、緊張が徐々にとけてくる。
えへへと思わず頬が緩む。そんな私を見てかた固まるカーズさん。
『えと、…どうか致しましたか…？」
カ「…いや、気にするな…」
ふむ、と顎に手を当てて何か考え事をするカーズさん。絶対何かあったでしょう…これ…。
どうしよう、どうしようと悩んでいると私は浮いていた。
浮いていた？
「ほう…中々の代物だな。美味そうな身体だ。」
『エッ…？』
カ「その手を離せ、Aは食糧ではない。先ほどの会話を聞いていなかったのか？」
「フン、たかがディアボロの部下。1匹貰ってもばれなかろう…」
カ「このド低脳吸血鬼が！！」
「ほう、このDIOに挑んでくるか…面白い…って、ちょっと待って、痛、ちょ、タンマ…」
カ「勝てばよかろうなのだァァァァ！！」
近くでWRYYY！！と謎の叫びが響く。うりぃ？
急に体が浮いて、黄色の人がいて、黄色い人はカーズさんにボコボコに蹴られてて…
何が、どうなって…？
吉「おい！人外2匹！」
『吉良さん！！』
吉『A、大丈夫かい？ カーズ、DIO、今晩は魚料理だが…要らないということで良いんだな？」
いつの間にかエプロンを着けている吉良さん。そんな吉良さんの発言にぴたりと2人の動きは止まる。
「「ごめんなさい…」」
吉「DIO、謝罪はいいからAを離してやってくれ。」
D「ほう？Aというのか…」
吉「話を聞いていないな…爆破するか…。」
スッと私を離したDIOさん。
薄々気づいていたが、荒木荘では吉良さんが強いのかもしれない…。
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ぱみ(プロフ) - ありがとうございます…！！頑張っていきます！！ (12月22日 23時) (
レス) id: 987c51e0ad (このIDを非表示/違反報告)
兎(プロフ) - 応援してます！頑張ってください！！ (12月22日 22時) (レス) id: 0558b064c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - わわ…こちらこそグラッツェです✨これから頑張ります！！ (12月22日 18時) (レス) id: 987c51e0ad (このIDを非表示/違反報告)
推しの命は私の命 - 荒木荘✨これからの展開が楽しみです！供給をグラッツェ！ (12月22日 17時) (レス) @page3 id: be6e33eff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱみ | 作成日時：2023年12月22日 15時
