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「へぇ…よく言う『嫉妬』ってやつですか?」
零「そうだよ…俺らしくねぇだろ?初めて他の男を嫉妬するなんて」
「いや、そういう朔間先輩もギャップがあって可愛いですよ」
少し真面目に話すと彼はムスッとどこか私の発言が気に食わなかったのかこう言い放った
零「可愛いは嬉しくねぇ。好きな女にはカッコイイって言われるのが一番嬉しいんだ」
「朔間先輩もそう思うことあるんですねぇ…
…は?ちょっと今スルーしそうになったんですけど、好きな女ってどういうことですか朔間先輩」
チッ…しくじったとでも言いたげな顔つきになる零。てか好きな人って…
アイドルだから好きとかそういう気持ちダメじゃなかったっけ?
…将来夢のあるアイドルになる人を好きになった私も私だけどさ
零「おーい、A起きてるかー?起きてるんだったら、さっき言ったのは無しにしてくれ」
「な、なんでですか?」
零「アイドルだから恋愛感情とか抱いちゃいけねぇし…そう言っときながらしちまったけどよ」
「…私は好きですよ。諦めたと思っていたけど」
零「はは…ってことは付き合ったってことか?
…今俺どういう顔していいかわからねぇや。今俺の顔見るなよ?」
片手で口元を隠す彼。少し白い肌に赤みがかったようにも見える
私だってこんな状況でどんな顔すればいいかわからないですよ。
お互い好きと気づいたのがまさかの放課後の教室でなんて
「私だってどんな顔すればいいかわかりません。けど、
好きだって互い知ったらそれでいいんじゃないですか?」
零「…ふっw」
「なっ!今笑うところありました!?」
零「お前らしいなwありがとう、やっと素直になれた気がする」
頬を優しく撫で「よっこらせ」と立ち上がる
零「明日の放課後スイパラ行くんだろ?俺だったらピッタリじゃねぇか」
「…あ、確かに。じゃあ明日食べまくりましょうね朔間先輩!」
零「はいはい」
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「幸せの種」
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ちぃずっきーに(プロフ) - 千秋最高でした(゜゜)リクで翠くんお願いします! (2018年7月21日 12時) (レス) id: efd0ffb758 (このIDを非表示/違反報告)
箏音(プロフ) - 真白の彩菜さん» 了解です!リクありがとうございます。 (2018年6月17日 21時) (レス) id: 8f3c8700fc (このIDを非表示/違反報告)
真白の彩菜(プロフ) - 真白友也くんお願いします! (2018年6月17日 17時) (レス) id: afa74f3125 (このIDを非表示/違反報告)
箏音(プロフ) - メイさん» 了解です!リクありがとうございます。 (2018年6月10日 23時) (レス) id: 8f3c8700fc (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - にーちゃんお願いします! (2018年6月10日 19時) (レス) id: 11a946e9bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:箏音 | 作成日時:2017年8月26日 23時