続き ページ11
それからというもの季節はあっという間に過ぎ、淡い恋心も完全にとはいかないがなくなった
風が心地よい秋の10月半ば頃のことである
「おかしい…あれからなぜか朔間先輩がすごい優しい気がする!」
そう、あの事件後から彼は見違えるほど彼女に優しく接しているのだ
あの私をこき使う零先輩がですよ!?(失礼)
零「我輩はずっと優しいぞい?」
「先輩いつの間に…てか、私をさんざんパシッてたのは朔間先輩じゃないですか…はぁ」
零「おばけ扱いは悲しい…前も凛月に『貴方誰ですか』と言われてしまったわい…しくしく」
(´・ω・`)と悲しそうに俯く零
「いきなり出てきたから驚いただけですよ。おばけとは思ってません」
こんな時でも冷静に答える彼女は美しiゲフン
いや、多分驚きを通り越して冷静になっただけの彼女だ
零「それよりも、そんな難しそうな顔しているのじゃ?」
「え?それは…明日、期間限定のスイパラに行くんですけど、
それがカップルじゃないと食べれないっていう、
非リアにはムカつくクーポンがあって行くかどうか迷ってたんです」
(長文章乙と思っただろう、大丈夫、私もそう思った)
これは本当の話だ。しのくん(紫之くん)に私が甘いもの大好きと知っていて、
知り合いに貰ったクーポンを私にくれたのだ。自分が行けばいいものを!!
しのくんは知り合いが『彼氏さんと行ってきたらどう?』と言われてショックを受けたらしい
女の子に間違われるほど可愛いんだよしのくん…!!
零「ほう、それならワンコ…いや、ひなたくんを連れて行ったらどうかの?
甘い物好き同士、いいと思うぞい」
…ちょっと朔間先輩が来てくれるとか期待してないんだから(謎のツンデレ感)
「そうですね、確かにひなたくん甘党ですし気が合うし…じゃあひなたくん誘います
教えてくれてありがとうございました朔間先輩!」
ムスッと内心思いながら教室を出ようとした時
くいっと先輩に手を引かれ、後ろを振り返った
「朔間先輩どうしたんです…か」
零「さっき俺が言ったのもあれだけど、やっぱり俺が行く。もちろん、拒否権はない」
「さっき言ったこと無しにするんですか?」
零「なんか他の奴と行くのを想像したら苛立った」
なんて爆発発言をするんだこの先輩は
103人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちぃずっきーに(プロフ) - 千秋最高でした(゜゜)リクで翠くんお願いします! (2018年7月21日 12時) (レス) id: efd0ffb758 (このIDを非表示/違反報告)
箏音(プロフ) - 真白の彩菜さん» 了解です!リクありがとうございます。 (2018年6月17日 21時) (レス) id: 8f3c8700fc (このIDを非表示/違反報告)
真白の彩菜(プロフ) - 真白友也くんお願いします! (2018年6月17日 17時) (レス) id: afa74f3125 (このIDを非表示/違反報告)
箏音(プロフ) - メイさん» 了解です!リクありがとうございます。 (2018年6月10日 23時) (レス) id: 8f3c8700fc (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - にーちゃんお願いします! (2018年6月10日 19時) (レス) id: 11a946e9bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:箏音 | 作成日時:2017年8月26日 23時