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まただ









「なんか言い残すことある?」


「傑」







また、喪う









「…探ってるんだろ」



「Aのこと」







「お前に押し付けられたからな」




「さぁ、なんのことだか」







「まぁでも、塵1つも掴めてなさそうだ」





「情弱の悟に」


「私が知ってること教えてあげるよ」






「Aの実家にはもう行っただろう」





「売り土地になってた」






「そりゃそうだよ」


「Aは一族を全員殺してる」




「時期は……おそらく1年の夏休み前かな」







「私には全く判らなかったけど、悟には判ったんだろう」







「Aの様子がおかしいこと」




「悟が珍しくAに構ってたからよく覚えてるよ」






「なんだかんだ、結構懐いてたよねあの子に」




「懐いてないし」


「話、逸らすなよ」






「はいはい」




「……1人生き残りがいる」




「Aがはじめて呪った相手が」







「…そいつに接触できればよかったんだけどね」







「隠れんぼがなかなか上手で」


「仕方ない、あれは悟に譲ってやる」








「だから」


「必ず見つけて解明しろ」









「私はあの手紙に書いた通り」



「地獄でAを縛り続ける」









「天国になんかいかせてやるもんか」









「教祖様が地獄に堕ちるなんて、」


「とんだ笑い話だな」







「そうだな、笑える」





「でもきっと」


「悟も地獄行きだ」






「初めてあった日、あの子に言われたようにね」









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しき(プロフ) - 神作すぎる (2023年4月9日 0時) (レス) @page50 id: 3f65d643db (このIDを非表示/違反報告)
haruk1204(プロフ) - 妄想小説っていう類には収まらない話だから全呪術廻戦ファンは読んで見て欲しい、、、何回読んでも飽きません。お願いですから永遠に削除しないでください。 (2022年12月3日 17時) (レス) @page50 id: d1652f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
- 素敵でした。七海の、陽だまりよりも暗闇が似合いそう、と言う形容が記憶によく残りました。また読み直そうと思います。 (2022年6月14日 1時) (レス) @page50 id: b420da21f1 (このIDを非表示/違反報告)
扉子(プロフ) - 那乃さん» コメントありがとうございます。この子を象徴とするものは作らずに話を書いたためイメソンなど教えて頂けるとすごく嬉しいです。ありがとうございました。 (2021年6月13日 23時) (レス) id: 655d1d8ce1 (このIDを非表示/違反報告)
那乃(プロフ) - 何故かこの子には「春、プールサイドの気象予報士」という歌が合うと思った。 (2021年6月5日 21時) (レス) id: 4d924b4f2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:扉子 | 作成日時:2020年12月10日 23時

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