ヘヴン

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「今年の1年は4人」

「これから長い付き合いになるんだ、顔と名前くらい覚えておけ」






五条悟、白髪




夏油傑、黒髪




家入硝子、茶髪







覚えた、うん、覚えた



「で、お前は？」






『縣、』



『縣A』







「……なんか気味ワリィな」





「五条、なんてこと言うんだ」

「まだ初対面だぞ」



「うるせ、お前だって初対面だろ」

「パンピーの癖して誰にもの言ってんだ」





『五条』






「あ？」






『なにが視える？』





「……、はあ？」





『君の六眼(ひとみ)で』


『私のなにが視える？』






「…………お前、天与呪縛か」







残念







『違う』









『まだまだ最強には程遠いね』





期待はしていたんだけどな






『囲われて育った坊やだから？』




ずかずか近づいてくる




癪に障ったかな、








「巫山戯るのも大概にしろよ」

「相手、誰だかわかってんの？パンピー上がりのクソアマが」





『…実際君には視えなかったんだろう』


『そこにはなにもなかったわけだ』







『かわいそうに、地獄行きだね』







「こらこら辞めないか2人とも！」





黒髪の……夏油か






『夏油、なぜ干渉する？』




「なぜって……まだ初日初対面だぞ」

「少なくとも4年は共に過ごすんだ、はじまりくらい穏やかにいこう、な？」






『4年の内に誰かは死ぬかもだけど、わかった』








「それ、そういうのどうにかならないか？」









『うーん、』


『夏油は天国に行ける、かもね』






「…あんたら元気だね」








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