うんまー!!の段 ページ10
*
【食堂】
山本「おばちゃんこの子が新しい天女様よ」
おばちゃん「あらまあ!随分と小さな天女様ね!」
そう言い私の目線までかがみ「私は食堂のおばちゃんよ。食べたいものとかあったらいつでも言ってね!」と言ってくれた。
まさか最初からこんなに優しくしてくれるとは思ってなかったわたしは嬉しくて『好き嫌いないので何でも美味しく食べれます!』と元気に言うと「そりゃ偉いわね!」と褒めてくれた。
へへ
山本「私はA定食」
『じゃあ私もA定食で!』
おばちゃん「はい、おまたせ!」
美味しそうな唐揚げ定食!!
私はシナ先生とともに隅っこの席へ着く。
山本「もう少ししたら生徒たちがゾロゾロ来るわよ」
『じゃあ急いで食べなきゃっ』
きっと私がいると気になって食事どころではないだろう。
・
『んまー!おいしいよおばちゃんー!』
席からおばちゃんに手を振りながらいうと
おばちゃん「それは良かったわー!」と手を振り返してくれた。
急いで食べるつもりだったのにあまりの美味しさにゆっくりゆっくり味わわずには居られなかった。
生徒達が増え、案の定わたしは好奇の目で見られる。
ヒソヒソと私を見ながらみんなが話す
居心地最悪を最高のご飯で相殺してる感じ←
『これから毎日このおいしいご飯食べられるなんて〜!』
ルンルンで食べているとふと日記の事を思い出した
ま、まさかこの中に毒とか入ってないよね…
チラッとシナ先生をみると「美味しそうに食べるわねぇ」と私を見ていた。
シナ先生はもう食べ終わってる。
はやいなー、さすが忍者(?)
『ごちそうさまでした!』
食器をさげ食堂を後にすると廊下で、山田先生と初恋キラー土井先生と鉢合わせた。
はわわわわ
かっこいー!!
山田「山本先生そちらが例の…?」
山本「ええ、新しい天女様です。」
『夜月Aです、10歳です!
よろしくお願いしますっ』
ぺこりと頭を下げると「「10歳?!」」と驚く土井先生たち。
「まさか良い子達と同い年なんて…」と頭を抱える土井先生。
山田先生「土井先生動揺しすぎ」
土井「だって!10歳ですよ、きり丸達と同い年なんて!!」
「一年は組のよいこたちが油断して絆されないか心配です」といい私をジトッと見てくる土井先生。
絆されるってそんな言い方ないじゃんんん
『別にわたし誰にも危害加えるつもりないもん!』
私はそう言いうわーんと大袈裟に泣きながら部屋に走って戻った。
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ようちゃん(プロフ) - 面白いです!続きまってます! (3月1日 14時) (レス) id: e74ec347f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かるた | 作成日時:2024年2月25日 16時