寮弟(ファッグ） (ページ3)

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2．入学式ページ3

鏡の間

一年生達が鏡の間に集まり

次から次へと一年生が闇の鏡の前に立ち

寮分けをする

いつの間にか学園長が居なくなっていた

リドル「＿さ、これで入学式と寮分けは終わったかな？」

リドル「良いかい新入生達､ハーツラビュルでは僕が法律だ逆らったら首をはねてやるからそのつもりで」

レオナ「…ふぁ〜あ。やっとかったるい式が終わった」

レオナ「さっさと寮に戻るぞ。サバナクロー寮､着いてこい」

アズール「新入生の皆さん。この度は入学おめでとうございます！皆さんが充実した学園生活を送れるよう」

アズール「オクタヴィネル寮寮長として､精一杯サポートをさせていただきますよ」

ヴィル「それにしても学園長はどこに行っちゃったのかしら？式の途中で呼び出して行っちゃったけど…」

イデア「職務放棄…」

カリム「腹でも痛めたんじゃないか？」

寮長達が次々に学園長の事を言い出す

学園長「違いますよ!」

学園長が大声で否定する

アーサー「お戻りになられたんですね､学園長」

学園長「えぇ…」

学園長「全くもう。新入生が1人足りないので探しに行っていたんです」

成る程っと納得する

アーサー「君だけまだ寮分けが終わっていないね。闇の鏡の前に行きなさい。」

「は、はい！」

彼を闇の鏡の前に立たせる

鏡「汝の名を告げよ」

「ユウです。」

彼はユウと言うのか…

鏡「ユウ……汝の魂のかたちは…………………」

鏡「………………」

鏡「分からぬ」

アーサー「なんだって⁉︎どうゆう事ですか⁉︎」

闇の鏡に問いかける

鏡「この者から魔力の波長が一切感じられない…
色も､形も､一切無である」

魔力がない⁉︎

鏡「よって､どの寮にも相応しくない！」

周りがザワザワとする

アーサー「新入生､静かに！学園長､これはどうゆう事ですか？魔力がない者を何故連れてきたんですか？」

学園長に問いかける

学園長「そ、そんな事私に言われましても…
生徒選定の手違いなどこの100年程一度も無かったはず。」

学園長・アーサー「「一体何故…」」

学園長とハモると狸？猫？が逃げ出す

学園長「あっ待ちなさい!この狸！」

「俺様は魔法が使えるんだゾ！だから代わりに俺様を学校に入れろ！」

「魔法ならとっびきりのを見せてやるんだゾ！」

リドル「みんな伏せて！」

リドル寮長の声と共に狸は炎を吹き出す

カリム「うわぁ！あちちちっ！尻に火が！」