43話 ページ44
「心配…してくれてたんですか?」
予想外で、ちょっと声が震える。
すると幻太郎さんは、
「勿論です。
…あなたのせいで、ろくに原稿が進みませんでした。
全く…早く終わらせて、あのヤンキーみたいな輩について問い詰めようと思っていたのに…」
え…じゃあ、同じこと考えてたの…?
「…取り敢えず、居間まで行きましょうか?」
…
「…そうでしたか。」
なぜ出ていったのかを幻太郎さんに話した。
「……それで、その直後に、
あなたはあのヤンキーの家に泊まったわけですね?」
何故だろう…笑っているのに顔が怖い…
「二郎くんは…!
私の家族みたいなものなんです。なんて言うか、恋愛感情とか、そういうのはないけど…大切な人です。」
「相手はどう思ってるか、分かりませんけどね…」
それって…?
「どういう意味ですか?」
「Aさんは、まずこういう所を直しましょうね?」
幻太郎さんかすっごい呆れてる…
「えっと…ごめんなさい……」
「…で、小生が出くわしたあの昼ドラみたいな光景は、事故ってことでいいんですね?」
うう…忘れたい…思い出すだけで恥ずかしい…
「勿論です!!」
「…そうですか」
あれ、幻太郎さんなんか…
「嬉しそう…ですね?」
「…悪いですか。」
「いいえ!」
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ななこ(プロフ) - 桜花さん» ありがとうございます!そう言って頂けてすごく嬉しいです!これからも読んでくださると幸いです(´▽`*) (2020年3月23日 21時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - めっちゃ好きです!応援してます!!! (2020年3月23日 17時) (レス) id: f11b8bbdb3 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - ぽちょ汰さん» ありがとうございます!直しました! (2020年3月22日 10時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - はじめまして! 急に来て感想じゃなくて申し訳ないのですが、38話が抜けちゃってます! (2020年3月22日 9時) (レス) id: dfea619684 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 柊さん» う、嬉しいです…!ありがとうございます(TT)これからも読んでくださると幸いです! (2020年3月18日 11時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななこ | 作成日時:2020年3月14日 10時