【ヒプノシスマイク】夢野先生の許嫁になりました

37話 ページ38

その日の朝は、結局言えなかった。
…幻太郎さんの目の下の隈をみたら、そんな気にはなれなかった。

徹夜だったそうで、起こしに行ったら既に起きていたので、一緒に朝食を取る事にしたのですが…

「幻太郎さん。
…それ箸じゃないです。ボールペンです。

て言うかなんでそれ食卓に持ち込んでるんですか…？」


大丈夫かな…？

……あ、そうだ！







「昨日は、本当に色々ごめんね…」

学校で、グループの子と話していた二郎くんに声を掛け、昨日のことはあまり学校の人に知られたくないのでちょっと人が少ない廊下に出てからそう言った。


「いいけどよ、あの後、…どうなったんだよ？」

「うーん……そんなに怒ってる感じ、ではない…のかな。あっ、でね！お願いがあるんだけど…」



…

二郎くんは話を聞くと、少し考えてから、

「……うーん…分かった。
にいちゃんに相談してみるわ。」

と言ってくれた。

「本当！？
ありがとう！！」

「おう！困った時は言えって言ったろ？」

二郎くん…！！





「萬屋ヤマダのレビューに沢山良いコメント書き込んどくね！！」

「お前そういうのサクラって言うんだぞ」

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