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3話 ページ4

「「つ、着いたーっ!」」
やっと着いた!
「険しい道のりだったぜ…」
二郎くんも方向音痴でした…

ちょっと親近感湧くな…

「二郎くん、本当にありがとう!」
ぺこりと頭を下げる。

「おう。あ、…せ、折角だしよ…ライン教えろよ」
「え、うん!私も交換したい!」

よく遊んでたのは結構前の事なのに、ラインまで教えてくれて…また仲良くなれるかな。

「じゃあ、私こっちなので、気を付けて帰ってね!」
「じゃあな」


…よし!

夢野、と書かれた表札の前に立ち深呼吸をする。


ピンポーン

インターホンが鳴り、少しするとガチャ、と音がした。

「はい」
「こ、こんにちは!私です!神崎Aです!」

「…誰ですか?」
「えっ…」

えっ……
もしかして忘れられてるのかな…

不安になり、オドオドしていると、

「ふふふ、嘘ですよ。お入りください。」

「えっ、あ、はい!」

私…からかわれてたの…!!?

ガチャ

ドアが開き、夢野さんはドアの前に立っていた。


「失礼します。わ、私は、神崎Aと申します。不束者ですが、どうぞよろしくお願い致します。」

「Aさん」

「は、はひ!」

噛んだっ…

「もう神崎ではなく、夢野ですよ
それに、式の時にもお見合いの時にもお名前は聞いてますよ。」

頬が熱くなる。
そ、そっか…私も夢野なんだった…

「そ、そうでした…ゆ、ゆめ…夢野Aです。よろしくお願い致します!」

「ふふ…はい。よろしくお願いしますね。
さ、そこは寒いでしょうし上がって下さい。」

夢野さんが居間の方へ案内する。

「では、失礼します。」

靴を脱いで、段差を上がろうとした時…

「うぎゃっ!」

段差に躓いて転んだ。

は、恥ずかしいいい
変な声出たし…


「だ、大丈夫ですか?」

「はい、平気です…」


すると
「Aさんって…意外とドジなんですね。」

ううう…

「…忘れて下さい!」

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設定タグ:夢野幻太郎 , ヒプノシスマイク , ヒプマイ   
作品ジャンル:恋愛
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ななこ(プロフ) - 桜花さん» ありがとうございます!そう言って頂けてすごく嬉しいです!これからも読んでくださると幸いです(´▽`*) (2020年3月23日 21時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - めっちゃ好きです!応援してます!!! (2020年3月23日 17時) (レス) id: f11b8bbdb3 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - ぽちょ汰さん» ありがとうございます!直しました! (2020年3月22日 10時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - はじめまして! 急に来て感想じゃなくて申し訳ないのですが、38話が抜けちゃってます! (2020年3月22日 9時) (レス) id: dfea619684 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 柊さん» う、嬉しいです…!ありがとうございます(TT)これからも読んでくださると幸いです! (2020年3月18日 11時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななこ | 作成日時:2020年3月14日 10時

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