2話 ページ3
え、えーっと…
迷子になりました。
「はぁ…」
あんなに張り切ってたのに自分で行くって言ったのに…こんな自分が情けない…
「わっ」
ふと、誰かにぶつかった。
「ごめんなさいっ!」
もう、本当に私は…
「…あれ、Aじゃん」
「え」
誰…?
「えっと…どこかで、お会いしたこと…?」
「俺だよ。山田二郎!」
え、ええええええ
「ほ、ほんとに…?」
「だから言ったんじゃねえか」
人ってこんなに変わるものなんですか…?
数年前に見た時よりずっと背が高くて、大人っぽくて…か、かっこいい…!
「お前、Aだよな?
全然変わんねーな」
そう言って二郎くんは無邪気に笑った。
懐かしいなあ…
って、夢野さんが待ってるんだった!
…もしかしたら道を知ってるかも。
「ねえ、二郎くん」
「ん、何だ?」
「ここまで行きたいんだけど…」
二郎くんはちょっと申し訳なさそうに
「あー、悪ぃ。別にここら辺に住んでるわけじゃねえんだよな…てか、スマホで地図見りゃいいじゃねえか」
と言うと、スマホで地図を見てくれた。
そ、その手があったか…!!
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ななこ(プロフ) - 桜花さん» ありがとうございます!そう言って頂けてすごく嬉しいです!これからも読んでくださると幸いです(´▽`*) (2020年3月23日 21時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - めっちゃ好きです!応援してます!!! (2020年3月23日 17時) (レス) id: f11b8bbdb3 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - ぽちょ汰さん» ありがとうございます!直しました! (2020年3月22日 10時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - はじめまして! 急に来て感想じゃなくて申し訳ないのですが、38話が抜けちゃってます! (2020年3月22日 9時) (レス) id: dfea619684 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 柊さん» う、嬉しいです…!ありがとうございます(TT)これからも読んでくださると幸いです! (2020年3月18日 11時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななこ | 作成日時:2020年3月14日 10時