18話 ページ19
「で、出来たー!」
オムライス、他にも数品。
「…こんなにいっぱい…食べられるかな?」
机に並んだ大量の料理を前に、少し不安になった。
「男子の食欲、舐めるなよ?
俺ら3人いればペロリだぜ」
す、すごい…
私も幻太郎さんも結構食が細いから
2人じゃ絶対この量は無理だ…
「一郎くん、本当にありがとう!
これで、何個か作れるようになったよ!」
「おう、また作ろうな!次は菓子でも作るか!」
「む、難しそう…。うん、またやろうね!」
すると、キッチンに二郎くんがやって来た。
「なー、まだか〜?」
「二郎、もう出来たぞ。あっちに運んでくれ」
「分かったよ、にいちゃん!
おい三郎!!お前も運べ!」
賑やかだなあ…
「「「「いただきます!」」」」
料理は一郎くんの予言通り男子3人でペロリと食べきり、その後はまたみんなでゲームしたり、テレビを見たりして楽しく過ごしました。
帰り際になり、
「結構暗くなっちゃいましたね。」
三郎くんがそう言った。
私は
「うん。でも道覚えてるし。じゃあ、今日は本当にありがとうございました。」
と言って外に出ようとした。
と、手を掴まれた。
「待て。…俺が送る。」
「そうだな。二郎、送ってやれ。じゃあな、
A。」
私は一郎くんと三郎くんに会釈してから二郎くんと外に出た。
二郎side
ドアを閉める直前、こんな会話が聞こえた。
「いや〜、二郎にも春が…」
「えっ!あんな低能にAさんは…いや、…そうすればAさんは本当に僕の姉になってくれる…」
…にいちゃんと三郎の奴め…
気まずいじゃねえか!!!
「じゃあ、駅まで一緒に行ってくれるかな?」
…あ、良かった聞こえてなかった。
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ななこ(プロフ) - 桜花さん» ありがとうございます!そう言って頂けてすごく嬉しいです!これからも読んでくださると幸いです(´▽`*) (2020年3月23日 21時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - めっちゃ好きです!応援してます!!! (2020年3月23日 17時) (レス) id: f11b8bbdb3 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - ぽちょ汰さん» ありがとうございます!直しました! (2020年3月22日 10時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - はじめまして! 急に来て感想じゃなくて申し訳ないのですが、38話が抜けちゃってます! (2020年3月22日 9時) (レス) id: dfea619684 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 柊さん» う、嬉しいです…!ありがとうございます(TT)これからも読んでくださると幸いです! (2020年3月18日 11時) (レス) id: 61a75fce3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななこ | 作成日時:2020年3月14日 10時