玖 ページ10
.
あれから数日立ち
事件は起きた
「本当に?!」
「怖いわね...」
「もっと鬼殺隊の方を雇えないの?」
使用人達が何やら焦ったような怯えているような顔でお互いを見合わせ話していた
「どうかしましたか?」
「あ、お嬢様...。実は__」
使用人の一人が消えた
という内容だった
消えたとされている人は決して仕事を放り出すような性格ではなく私達に対してもとても敬意を表してくれた人だった
確かに逃げ出したなんて信じ難い
「...分かりました。警察の方に捜索願を出して見ましょう。」
「ありがとうございます...」
鬼が居ないか屋敷を散策している善逸くんとばったり合い先程使用人から聞いた話を話す
「...っ!?それ、本当?」
「え、えぇ、恐らく本当だよ」
険しい顔つきをしたかと思えば善逸くんは情けなさそうに私に泣きついてきた
「うわぁぁぁ!!俺絶対しぬじゃん!!いやぁぁぁぁぁ!!結婚しよ!今すぐ結婚しよ!」
人生で初めてこんなヘタレな人に出会った...
余程自分に自身がないのだろう
「善逸くん、貴方にはちゃんと才能がある」
「この前掴まれそうに鬼の手を私を傷つけることもなく斬ってくれたよね」
「大丈夫、貴方は強い」
これは嘘じゃないから
いつもの様な薄っぺらい笑みなんて浮かべられなかった
.
802人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花幡。(プロフ) - あんみさん» ほんとですか!!真実の愛って素敵ですよね〜〜!!!(o^^o) (2020年1月6日 0時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
あんみ - すごく良い話〜〜〜真実の愛だよ〜〜(´;Д;`) (2020年1月2日 3時) (レス) id: 70c9f24d2e (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - わぁ!貰われちゃいました((嬉しいですッ!!お優しいですね(;;)更新頑張らさせて頂きますッ!! (2019年12月15日 20時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
し ゅ が ー ち ゃ ん(プロフ) - お気に入り登録、300人目はもらった(((((今回もとても楽しみですッ!!無理の無理のない程度に、更新頑張ってください、ッ!! (2019年12月15日 18時) (レス) id: 43210eb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 夜月さん» ありがとうございます(*^^*)構成とか何も考えてないので自分でもどうなっていくのか分かりませんが楽しみにして下さっていてとても嬉しいです(;;)そんな、、表紙色塗りもろくにしてないしなんか申し訳ないです、、ありがとうございます! (2019年12月15日 12時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花幡。 | 作成日時:2019年12月15日 9時