丗壱 ページ32
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私達は鬼と人でありながらも
恋人、という関係に落ち着いた
その言葉響きは擽ったくも嬉しいものだった
「...本当にこんな事で良いんですか?」
「勿論!!」
私が昨日お皿を割ってしまい何か罰を受けると言ったところただ膝に座って本を読んでいるだけでいいとのこと
私は比較的平均よりも小さいため小柄な彼の膝にもすっぽりと入った
当然密着度は高く、首元に顔を置かれ息があたって擽ったい
...集中出来ない
手つきが何だか変
触れられた所に熱が帯び
「...ふ...っ....」
思わず吐息がもれる
髪に触れる手もとても気持ちがいい
首筋に唇や舌が触れた頃に私ははっとし善逸さんに自制を呼び掛ける
「...あ、あのそろそろ」
「なぁに?」
「その、恥ずかしいというか..」
「Aちゃんがどうしてもって言うから罰を与えたのに、..逃げ出しちゃうの?」
「うっ、..善逸さんの意地悪」
そう言われると逃げるにも逃げられない
「ふふ、かわい」
「っ...も、耳はやめてくださいっ」
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花幡。(プロフ) - fstさん» え、え、嬉しすぎます(;;)(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 梨杏さん» ほんとですか(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
fst(プロフ) - え、なに、今まで見てきた中で1番最高 (2020年3月1日 0時) (レス) id: 241f940365 (このIDを非表示/違反報告)
梨杏 - 何これ良すぎでしょ (2020年1月15日 1時) (レス) id: 30541689e7 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - エリアルさん» えぇ〜!!もう有難いです(;;)感動して頂けるなんて光栄の極みです、、、 (2020年1月5日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月24日 7時