拾陸 ページ17
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辺りが暗くそして風雨が酷くなってきた
これ絶対善逸さんが近くにいる気がするのだけれど...
「そろそろお迎えが来る頃かな」
雷がこの屋敷の近くに落ちる
「っ..!!」
余りの衝撃に目を瞑る、
そして後ろから包まれるようにして抱きしめられた
「Aちゃん!!大丈夫?!何もされてない?」
あたふたと私の安否を確認する
「えっと、...はい、私は大丈夫ですよ」
「良かったぁ...」
再度また強く抱き締めた
先程よりも強く
「...で、なんであんたはAちゃんを連れ去るような真似をしたのかな?」
「そんなに怒らないでくれよ善逸殿〜」
「だって可愛いし一人でいたからこれはもう連れ去るしかなかったよね!」
「Aちゃんが可愛いのは確かに認めるけど!!
...それ、誰の女か分かっててやってるんでしょ?」
黒い、笑顔が黒い
なんて居心地の悪い空気なのだろう
童磨という鬼も負けじとしない冷酷な笑みだ
「うん!今日から俺だけの女の子だからね!」
「は?」
雷がまた激しく落ちた
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花幡。(プロフ) - fstさん» え、え、嬉しすぎます(;;)(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 梨杏さん» ほんとですか(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
fst(プロフ) - え、なに、今まで見てきた中で1番最高 (2020年3月1日 0時) (レス) id: 241f940365 (このIDを非表示/違反報告)
梨杏 - 何これ良すぎでしょ (2020年1月15日 1時) (レス) id: 30541689e7 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - エリアルさん» えぇ〜!!もう有難いです(;;)感動して頂けるなんて光栄の極みです、、、 (2020年1月5日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月24日 7時