廿陸 ページ27
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Aと伊之助は任務に行き、
好都合な事に残されたのは俺と炭治郎だけだった
鍛錬の合間の休憩時に俺は相談をしてみる事にした
「なぁ炭治郎。好きって思いを伝えるにはどうしたらいいんだ?」
物凄い顔をすると炭治郎は深く溜め息をついた
え、俺今日は割とまともな質問したんだけど
「...いい加減もどかしかったからこの際に言っておくけど」
「善逸達はきっと両想いだ」
達というとはきっと俺とAの事だろう
「は???」
「慰めのつもりか炭治郎ぉぉ!!ふざけんなよ!!Aの感情くらい音でわかるんだよぉぉぉぉ!!」
胸ぐら掴んで炭治郎をぐわんぐわんさせると落ち着けとなだめられる
「落ち着けるかぁぁぁ!!」
「...落ち着け!!」
痺れを切らした炭治郎が俺に思いきしでこぴんをする
「いっっっ!?」
「ごめん!強くしずきた...」
「...で、その確証はあるの?」
一か八か続きを聞いてみることにした
「きっと俺の口から言うべきじゃない。」
「善逸、告白というものをしたらどうだ?」
「いつもの口癖の様な軽い好きではなく、
一生を添い遂げるようなこう...」
結局教えてくれないのか
「とにかく、簪を渡して告白するといいと聞いたぞ!応援してるから頑張ってくれ」
炭治郎から嘘をついている音はしない
試してみる価値はありそうだ
「俺とりあえずAに似合う簪を探すことからはじめてみるよ!!」
鬼は怖いけど任務をしないとお金は手に入らない
明日からどんなに怖くても任務を遂行しないと
それから俺は街に出掛けAに似合う簪を探すことにした
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愛しています(プロフ) - 泣きました(´;ω;`) (2021年9月28日 19時) (レス) @page32 id: 98b7f3f08a (このIDを非表示/違反報告)
かるんとっと(プロフ) - 善逸が告白した時、もう思わず叫んで踊りました。それくらいこの作品が好きになりました! (2021年5月8日 22時) (レス) id: e2a15ae5f0 (このIDを非表示/違反報告)
むいくんガチ勢 - サイコーでした! (2020年10月9日 17時) (レス) id: 161ba2dcae (このIDを非表示/違反報告)
香穂(プロフ) - 素敵… (2020年9月7日 19時) (レス) id: 543bb812b9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - 善逸ううう(強制終了)可愛い!もうこの世に悔いはない。 …逝ってきます (2020年5月12日 18時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月3日 0時