あなたがいるから… ページ10
その後みんなのおかげもあり、
30分で終わらすことができた。
『じゃ、これ持ってかなきゃね。』
松川｢花、もう帰るぞー。｣
『あ、いいよ、貴大、持ってくよ。』
｢いや、いいや。松、岩泉、及川先帰っといて｣
及川｢あ、うん。わかった。帰ろ！｣
そう言って松達はかえった。
『よかったの？』
｢まぁな、お前1人に任せられないだろ。地味に重いし｣
『私これくらい持てるよ？』
｢いいから俺に持たれとけ。｣
『なにそれ。』
｢今キュンとするとこだろ。｣
『あはは。貴大いっけめーん↑』
｢むかつくわ。｣
そして職員室に行って先生に渡してから
静かに下駄箱に向かって歩いた。
｢家、どこ。｣
『あっちの方。』
｢送ってく。｣
『いいよ、悪いし』
｢いいから俺に送られとけ｣
『なんなのそれ。今流行りなの？』
｢今キュンとするとこだろ｣
『またそれー？貴大いっけめーん↑』
｢むかつく…こっちであってる？｣
『うん。次の角右ね。』
｢はいはい。｣
『あのさ、さっき言ってた話の続きね。』
｢あー。うん。｣
『私今までこれだったんだよね。大人しくもしてなかったし。』
｢まじか、考えられないわ。｣
『でもさ、その時告られて、OKした時、笑われたんだよね。お前みたいなトップで気持ち悪い点数とるやつと付き合ってられねーよ。って言われた。』
｢なにそいつ、最悪｣
『しかも同じ代議委員で、しおり閉じもお前賢いから出来るだろって言われてさ、1人で全部やってたの。だから、代議委員しなくなったんだ、』
｢じゃあなんで代議委員したの？｣
『貴大が代議委員してくれると思ってさ。
昨日貴大と一緒ならやろうかなって言ったでしょ？だから、貴大やってくれると思って。』
そんなこと言ってたんだ…
｢まあな、なんやかんやAと一緒の委員、結構楽しいしな。でも、何でそれでAはみんなと話さなくなったんだ？｣
『それもまた色々あってさ、あ、家ここ。』
｢はぁ！？家でか！｣
『ふふ、よく言われる。じゃ、また塾でね』
｢おう、じゃあな。｣
また、聞けなかった、
貴大がいるから…か。
おれもAがいるから…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 432人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kico**(プロフ) - ミキ☆さん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです。笑笑 (2017年6月17日 16時) (
レス) id: 27ed9c9504 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ☆ - 私が通ってる学校と塾によく似てて物凄く身近に感じましたwこのお話めっちゃ好きです！ (2017年6月17日 11時) (レス) id: d359f4057e (このIDを非表示/違反報告)
黄瀬涼子(プロフ) - kico**さん» なるほど！ありがとうございます！更新いつも確認してます！頑張ってください (2017年6月7日 0時) (レス) id: da48a5eacd (このIDを非表示/違反報告)
kico**(プロフ) - 黄瀬涼子さん» あ、クラスまとめる委員です！代表委員や、ホームルーム委員とも言うと思います。 (2017年6月5日 9時) (レス) id: 27ed9c9504 (このIDを非表示/違反報告)
黄瀬涼子(プロフ) - すいません！代議委員ってなんですか？ (2017年6月5日 0時) (レス) id: da48a5eacd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kico** | 作成日時：2017年5月30日 0時
