壁の厚さ… ページ7
先生｢じゃあ、これ、よろしくね。｣
今は放課後、
代議委員のAと俺に
修学旅行のしおり閉じを任された。
『先生、行ったね。』
｢だな。｣
『じゃ、担当決めますか。私が紙まとめるから、それを揃えてホッチキスして。』
｢わかった。｣
A、慣れてる。
｢代議委員、やってたの？｣
『まぁね。中学1年と2年。そっからやってないけど…』
なぜそこからやってないのか。
もしかしたらAは中学1年2年の時は
隠してなかったのかもしれない。
｢なんで、そこからやってないの？｣
『まぁ、なんとなく。代議委員のいいところはしおり先見れることだよね。見て！自由時間。2日目ほとんどだよ。』
話を逸らされた。
｢だな。自由時間か…｣
Aと俺の間には、なにか壁があるんだ。
『でも私、貴大と同じ委員でよかったな。他の人ならこうやって話すこと出来ないし。』
｢まあな。俺に感謝しろよ。｣
『もうしてるから！』
｢だな。｣
俺とお前との間の壁は
どれくらい厚いですか。
少なくとも他の人より薄いですか。
『貴大…自由時間、一緒だと嬉しいかも』
なんなんですか。
｢まあ、いいけど。｣
期待してもいいんですか。
その表情は、この学校で俺だけのもの。
だけど
ずっと見てたいな。なんて、
思ったりしたり。
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kico**(プロフ) - ミキ☆さん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです。笑笑 (2017年6月17日 16時) (
レス) id: 27ed9c9504 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ☆ - 私が通ってる学校と塾によく似てて物凄く身近に感じましたwこのお話めっちゃ好きです！ (2017年6月17日 11時) (レス) id: d359f4057e (このIDを非表示/違反報告)
黄瀬涼子(プロフ) - kico**さん» なるほど！ありがとうございます！更新いつも確認してます！頑張ってください (2017年6月7日 0時) (レス) id: da48a5eacd (このIDを非表示/違反報告)
kico**(プロフ) - 黄瀬涼子さん» あ、クラスまとめる委員です！代表委員や、ホームルーム委員とも言うと思います。 (2017年6月5日 9時) (レス) id: 27ed9c9504 (このIDを非表示/違反報告)
黄瀬涼子(プロフ) - すいません！代議委員ってなんですか？ (2017年6月5日 0時) (レス) id: da48a5eacd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kico** | 作成日時：2017年5月30日 0時
