悪女系ガール(仮)

国見 ページ28

夜ご飯も食べて、部屋でもう寝ようとした時、

ケータイを確認すると、メッセージがきていた。


「A、ちゃんと悪者やってるよね？
4日間の間でみんなと仲良くとかしたら
あたし、本当に悲しいし、Aともう話したくなくなるの…お願い！それだけは守って！」


私の行動、全部わかってるかのように…


かのんには仲良くしてもらってる。




かのんからするといい駒かもしれないけど、




もう、それでもいいから、




『もちろん！そんな事しないよ！何よりもかのんのことを思ってるもん！』

ごめん、かのん、ちょっとは仲良くできるかな、
って、思っちゃったけど

もう、しないよ



「そう、なら良かった笑、じゃあさ、お願いなんだけど、とりま国見と金田一のシューズ隠して、」


え、そんなこと。

でも、仕方ない…か



「ねぇ、ちょっと来て、話があるから」

『え？国見くん？どうして…』


国見「いいから、とりあえずきて」


やばい。



『ちょっと今忙しくて…』

国見「ケータイ触ってんじゃん」



『まぁ、そーだけど…』


国見「いいから来て」



腕を掴まれてひっぱられる、


細いのに力が強い、


『え、まって、どこいくの』


国見「人がいないとこ」




やばい、これはやばいぞA


最悪の場合二度と宮城に戻れないよ！





国見「この辺でいいか。」

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