ちょっと、皆の態度がこんなに変わるなんて聞いてない！！【イナオリ】 (ページ20)

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一方円堂達は……？ページ20

＊円堂side

『……』

豪炎寺｢A？｣

円堂｢だろ？今日ずっとそんな感じなんだ……｣

『うっさい。あっちいって』

円堂｢今までこんなこと言ったことなんてないのに！！｣

鬼道｢いつもテキトーにあしらわれてるだろ｣

円堂｢……｣(´・ω・｀)

風丸｢昨日からずっとこうだよな……
円堂、なにかしたのか？｣

円堂｢昨日はむしろサッカーしてて何もしてないけどな……｣

『いいから私の目の前に来ないでよ！』ﾊﾞﾝｯ!

俺達はAの部屋から閉め出された。

今日、Aの機嫌が悪い理由は何となくわかる。

昨日はAの誕生日だったからだ。

昨日、ドッキリを仕掛けようと色々試したけど全部日常と捉えられて誕生日を祝えてないことになった(？)

折角必殺技完成させたのに(´・ω・｀)

俺ってつくづくA運がないな(´・ω・｀)

豪炎寺｢とりあえず今は放っておくか｣

鬼道｢だな｣

風丸｢Aはやけに短気だしな……｣

円堂｢俺、もうちょっとここにいる｣

風丸｢円堂……｣(´・ω・｀)

三人は先にミーティングルームの方に行った。

そして残った俺はドアに耳を当てる。(普通に犯罪な予感(´・ω・｀))

すると、Aと野坂の妹の会話が聞こえた。

いつの間に……

ぼそぼそと聞こえる会話に俺は耳をそばだてた(こんな言葉知ってるのかな((()

悠音｢そりゃあそうよね。
だって──────────……｣

『……え？』

悠音｢絶対な……てもらうから……
折角、………取り戻せたのに……こんな所で……てたまるも………か。｣ﾎﾞｿ

『ど、どうい……と……？
私が‘兄ちゃんの妹じゃない’……？』

俺は耳を疑った。

Aが、俺の妹じゃない……？

髪の色も目も似てるのに……？

家にも写真があるのに……？

俺の中にも、Aと過ごした記憶が沢山あるのに……？

悠音｢ふふっ、せいぜ……れまでは…………と兄妹ごっこ、楽……でて？｣

『待って、………うこと……？
悠音ちゃん！！』