8:手 ページ10
志麻「俺も見たで〜
センラくんの言う通り、可愛ええ子やった！」
うらた「おっ前ら！呑気に話してねぇで、早く支度しろ！」
坂田「(…センラ、チラッと見てたって言っとたけど…
結構見とったような…)」
うらた「坂田っ！ぼーっとするな！」
坂田「ほ、ほい！」
バタバタと支度して楽屋から出る…
･
「……まさか…な…」
･
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
悠夏 side
LIVEが終わり
トイレの前で大泣きしている咲和の背中をさする
咲和「すんごいっ、ｸﾞｽｯ…最高だったっ！」
悠夏「おー、そうかそうかー」
まぁ、確かに楽しかった…
4人ともすごくキラキラしてたし、会場も盛り上がってたし
LIVE、行ってよかったかもしんない…
すると咲和が鼻声で私に言った
咲和「あ、悠夏、楽屋行かないの？」
悠夏「……あー、そんなのあったねー」
咲和「ほらっ！さっさと行きなよ！
私、外で待ってるからさ！」
悠夏「えー、もう暗いし
咲和、一人で待つってダメじゃない？」
咲和「イケメンかっ！
いいのいいの、気にしないで！
ほら、さっさと行きな！」
そう言って、私の背中を押す咲和
悠夏「やだよーっ！私一人だけとか
しかも、知らない人たちの楽屋だよっ!?」
咲和「大丈夫大丈夫！みんなイケメンだからっ！」
悠夏「絶対っ、やだっ！」
咲和「観念っ、しろっ！」
グイグイと、私の背中を押す咲和
それに抵抗して、力を入れるが
あまり力がなく、押されていく…
絶対やだよ…
悠夏「いやだってーっ!!」
咲和「自分が当てたんだろーっ！」
悠夏「こんなのに運使いたくなかったぁーっ！」
“楽屋招待”の紙切れをピラピラと振り回す私
あ、そうだ、いっその事ビリビリに破いてしまえば…
そうしようとして、紙切れを破れうとすると
パシッと手を掴まれた
咲和かと思ったが違う…
大きな手で、ゴツゴツしてて、男の人の手だ…
ゆっくり顔を上げると、
目の前にはマスクをしている男の人がいた
悠夏「な、なんですか…？」
咲和も異変に気づいたようで
背中を押すのをやめて、私の隣に来る
？「それ、“楽屋招待”のやろ？」
悠夏「そ、そうですけど…」
どこか聞いたことのある声…
さっきまで聞いていたような…
そう考えていると、咲和が唖然とした
そして、素早く私の背中に隠れる
……To be continued
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夜空 - 初コメですッ！前から瑶さんの作品を見てました！！これからも無理をしない程度に更新をしてくれたらなと思います！更新頑張ってください。 (2018年8月13日 3時) (
レス) id: 2f0b93d907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑶 | 作成日時：2018年7月28日 19時
