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12:誰が好き? ページ14

センラ「こらこら、無理しなくてええよ」



そう言って、センラさんは咲和の方に腕を回して
ソファーに寝かせた

さすが男性、力持ちやな

そう考えて、センラさんを見ていると

ズイッと坂田の顔が目の前に来た



悠夏「うわっ…!?な、なんですか…!?」


坂田「そ、そんな驚かなくてもええやん!」


うらた「急に目の前に人の顔きたら驚くだろ」


坂田「うっ……」


志麻「はいはい、それよか、君の名前はなんて言うん?」


悠夏「え、えー…」



名乗んなきゃいけないのか…

仕方ないか…




悠夏「悠翠 悠夏…です。」


坂田「おーっ!悠夏!
悠夏って綺麗な目しとるな!」


悠夏「そう…ですか…?」


志麻「え、カラコンちゃうん?」


うらた「珍しい目だな」


センラ「…確かに」


悠夏「…生まれつきです
子供の頃はみんな、この目を怖がって

私を避けてたんですけどね」


坂田「あっ、ご、ごめんな!」


悠夏「なんで謝るんですか
…でも、ある人が綺麗って言ってくれて…」




昔のことを思い出して、口角が上がった

いきなり笑ったら変に思われるかな
そう思って顔を上げると

うらたさんたちの顔は少し赤くなっていた



悠夏「…なんですか、みなさんして、顔赤いですよ
熱でもあるんじゃないですか」


坂田「あ、あははっ!」


志麻「今のは不意打ちやな〜(笑)」


うらた「天然()ぇ〜」


センラ「そ、そんなことより
LIVEどうやったかな?」


悠夏「んー、よかったんじゃないですか?」




そう素っ気なく答えると
うらたさんたちの目が見開いた




坂田「悠夏、ほんと変な子やな〜
普通の子なら すごかったです! って顔赤面しながら言うのに」


悠夏「裏声やめてください
まぁ、私、普通の子じゃないんで!」


志麻「張り切って言うことか?」


センラ「さっきも、“楽屋招待”の紙
破ろうとしてたもんな〜(笑)」


うらた「ある意味すげぇな…」


悠夏「あはは……、興味ないんで…」


坂田「えー、じゃあ今日僕たちの歌を聴いて一番よかったのは誰!?」




また、ズイッと顔を近づける坂田さん

あ、イケメンだ……じゃなくて!
今日のLIVE、ちゃんと聴いてなかったんだよな

まぁ、適当に答えとこうか…

んー、でもな…やっぱりこの4人の中で聞き覚えのある歌い方が…


「うーん…」と顎に手を当てて考えていると…






……To be continued

13:時間→←11:パンク



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夜空 - 初コメですッ!前から瑶さんの作品を見てました!!これからも無理をしない程度に更新をしてくれたらなと思います!更新頑張ってください。 (2018年8月13日 3時) (レス) id: 2f0b93d907 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月28日 19時

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