今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:6,728 hit
小|中|大
. ページ30
私は学校に行ったって、浮かない顔で、ずっとボーッとしていた。
「ねぇ、大丈夫?」
『え?あ、うん大丈夫だよ。』
家に帰っても妹にとても心配された。
顔に出るのどうしても直らない。
今日、病院に行くか迷った。
別に電話して確認すればいい話だけど、電話することさえ怖かった。
これで電話に出なかったら…
私はスマホを握りしめて少し涙を流す。
「おねーちゃんって判断力無いよね」
そう言い妹は私のスマホを持ち、パスワードを簡単に開け、誰かに電話している。
電話…?
「しようか迷ったなら、するべきでしょ」
と、スマホを渡された。
表示されてるのは夢波くんに文字
「もしもし」
夢波くんの声だ。
「どうした?」
夢波くん…の…声…
『ゆ、夢波くんだ』
少し涙声で言う
「泣いてる?」
『うん…声がちゃんと聞けて安心した』
「A…会いに来て」
私は嬉しくて、勿論うん、と言った。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:如月ナツキ | 作成日時:2022年1月14日 22時