今日:16 hit、昨日:2 hit、合計:6,730 hit
小|中|大
少し変 ページ20
「うーん、そうね後は若い二人に任せましょうか!」
と言い奈美とお母さんは去っていった
そして私は、今夢波くんと二人きり……なんだか本当に昨日の今日だから気不味い
何を喋ればいいんだか
「じ、実はさ俺、学校行けるようになったんだ、短期間だけど…一時退院みたいな…さ、それが十月までの期間で…だから、それを直接伝えようと思って…来たんだけど」
下を向いたりチラッと私を見ては上を見たり…いつもの夢波くんじゃ無い夢波くんが居た
あまり話の内容は入ってこなかった
夢波くんがあまりにも普通じゃなさすぎて
付き合う前は夢波くんって感じがしたのに、今はそんな感じがしなくて、申し訳ないけど、話し中ぼーっとしてしまう
「俺ってさ、変わったよな、ちょっと気持ち悪いみたいな、さ、」
『ち、違う…半分…夢波くんは少し変わったけど、気持ち悪いとか思ってない!』
何かどんよりした空気
「はーい!入りますねー!」
そう言って奈美はお茶とアイスを持ってきてくれた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:如月ナツキ | 作成日時:2022年1月14日 22時