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少し変 ページ20

「うーん、そうね後は若い二人に任せましょうか!」


と言い奈美とお母さんは去っていった
そして私は、今夢波くんと二人きり……なんだか本当に昨日の今日だから気不味い

何を喋ればいいんだか

「じ、実はさ俺、学校行けるようになったんだ、短期間だけど…一時退院みたいな…さ、それが十月までの期間で…だから、それを直接伝えようと思って…来たんだけど」

下を向いたりチラッと私を見ては上を見たり…いつもの夢波くんじゃ無い夢波くんが居た


あまり話の内容は入ってこなかった
夢波くんがあまりにも普通じゃなさすぎて

付き合う前は夢波くんって感じがしたのに、今はそんな感じがしなくて、申し訳ないけど、話し中ぼーっとしてしまう

「俺ってさ、変わったよな、ちょっと気持ち悪いみたいな、さ、」

『ち、違う…半分…夢波くんは少し変わったけど、気持ち悪いとか思ってない!』

何かどんよりした空気

「はーい!入りますねー!」

そう言って奈美はお茶とアイスを持ってきてくれた

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作者名:如月ナツキ | 作成日時:2022年1月14日 22時

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