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ノンフィクション ページ20

名前を呼ぶと頭から無くなる重み

顔を上げると自分の椅子に座ってる飛貴

飛貴「泣いてるところ初めて見た」

デリカシー無さすぎ。

今言われると無性にムカついて言い返そうとすると

飛貴「だから、弱くなんかないよ」

1文1文言われると言葉の理解に少し遅れた

飛貴「泣いてるからって弱いって誰が決めたの?今まで我慢してきて

誰にも弱い所見せないで耐えてきたから今溢れたんでしょ?

頑張った証拠じゃん。充分強い。

俺忘れ物取りに来たの見てないから。」

泣いていいよって言わないのは優しさ

私が強りがりって分かってる飛貴なりの優しさ。見てないって言うのも同じ理由

後少ししかない休み時間はきっと涙で終わる。

そう考えてると飛貴が私の方に歩いてきた

(人1)「見ないッて、言ったッじゃんッ…。」

飛貴「見てない。ただ」

そう言うとポンポンと頭を2回撫でて3回目は頭に手を乗せて顔を見ないように

飛貴「人1で抱え込むな。俺はそばにいるから」

って、少し顔を上げるとほんとに見てなくてほんのり顔が赤い

(人1)「…ふふ」

飛貴「なんだよ!」

飛貴ありがと。久しぶりに笑った気がした

雄登より飛貴を好きにならなかった自分が馬鹿みたい

本当にありがとう

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設定タグ:浮所飛貴 , 那須雄登 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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  - ジャニーズの人など実在する人間を作品に出すならオリジナルフラグを外してください (2017年6月23日 19時) (レス) id: aa09eaf113 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほ の ぼ の 。 | 作成日時:2017年6月13日 3時

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