貴方と一緒にに【中村悠一】 (ページ41)

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ホーム 89 初デート1（番外編）ページ41

これはまだ、私と悠一さんがシェアハウスに住んでて
お付き合いしたての頃のお話

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夜、自分の部屋で台本チェックをしていると
トントンとドアがなった

開けるとそこには中村さんが立っていた

「どうしました？」

中「聞きたいことあったんだけど、今…大丈夫？」

「はい、それは構わないですが
…………立ち話もなんだし中に入ります？」

中「あ、すぐ終わるから大丈夫だよ」

中村さんのことだから
中に入ると思ったんだけど
そうだよね、忙しいよね。

少し話できるかな、とか思ったけど…………残念。

中「その、話なんだけどさ。Aって「なーかーむーらーさーん」っっっぬわっ」

ひょこっと隣の部屋から顔を出した代永さん

突然声をかけられびっくりする中村

中「代永くんか、びっくりした」

代「びっくりしたじゃないですよ！なんで部屋に入らないんですか！？！？」

中「え？だってすぐ終わるし」

代「せっかくAちゃんが誘ってるのに
断るなんて勿体ない！！僕なら泊まっちゃう勢いですよ！」

「よ、代永さんっ////
私はそんな意味で誘ってないですから！！」

中「え？」

ぱちぱちと瞬きをした後、ハッと気づいたように
口を隠す中村

中「ぁ、えっと、、お邪魔してもいいか………？」

なんでそこ素直に受け止めるんですか(汗)

「やっぱ無しで！ここで話聞きます！！」

中「なんでや！？さっき誘ってくれたろーがよ！入れろ」

「ダメダメダメ！絶対やだ！」

代「ぐふふ、それじゃごゆっくり〜」

「あ！ちょっと代永さん！爆弾置いてくなー！」

中「誰が爆弾や！」

バタンとドアを閉めた代永

それと同時に反対の扉が開いた

神「うるせーよ、何時だと思ってんだ…。
イチャつくんなら中でやれ」((バタン

それだけ言って戻って行った

神谷さんのガチトーン
久々に聞いた…。圧がすごい。

中「あの……中に入っても……？」

「えっと、………どうぞ」

中に入り、テーブルに置いてある台本を見て
中村は申し訳なさそうに謝ってきた

中「ごめん、仕事中だった？」

「大丈夫ですよ、気にしないでください。
あ、お茶出しますね！適当に座っててください」

中「サンキュー」

お茶を出し、話を聞くことに。

「それでなんです？」

中「お前って明後日休み？」

「明後日ですか？えっと休みですね」

中「…………おっけ、わかった。用はそれだけなんで
俺帰るわ」

お茶をガーッと飲んで席を立つ中村