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だるい
頭割れる
寒い
苦しい
節々が痛い
完璧に風邪をひいた翌日の朝
「ちょっと失礼しますね」
そう言ったAは
俺の脇に体温計をさした
中「……ツメテッ」
「我慢して。てか、凄く身体熱いね」
ぺたぺたと俺の顔や首に
触れる
中「、気持ちぃ…」
「…こんな時に言うのもあれだけどエ○い」
中「、は、……なんでぇ……?」
「弱ってる悠一さん色気が凄くて(笑)
息多めだし」
中「ばかじゃ、ねー、の…」
こっちは喋んのも苦しいのに…
でも、心配で悲しい顔されるより
笑ってて貰えた方が俺的には
安心する
「39度…高いね。今日はお休みって
マネさんに言っておくよ。
あと、病院いこうか」
中「お前、しごと…」
「今日は午後からだから
朝早く病院行けば間に合うよ」
ちょっとまっててね。と部屋を出ていった
俺はまた目を閉じた
こうなるのインフル以来かもしれない
あの時は、全部一人でやったっけか……
__
____
______
" 中村さん、大丈夫? "
" んー、大丈夫ではないと思う。
でも、病院行けば薬貰えるから…… "
" そうだよね!とりあえず病院行かないと!
陽と星七は任せてよ "
"お母さんたちには言ってあるから。
ほんと、ありがとうね。"
……誰か、来てんのか……
頭がぼーっとして思考が働かない
熱が高いせいか耳も聴こえづらい
「……さん、悠一さん起きれる?」
中「……浮気……してんの…?」
「するわけないでしょ。
信にぃが来てくれたの。
お子達をお願いしたくて」
中「なんかごめん」
「別にいいよ。それよりタクシー呼んだから
病院行く準備しよっか」
上体を起こしてあげ
服などを脱がしていく
中「……さっむ………」
ポテン……
中村がAに寄りかかり
暖をとろうとする
「こんな甘えたな悠一さん、誰も知らないんだろうね」
中「…………お前だから甘えてんの…
Aにだけ…特別…」
「そ、そかそか///
それじゃ続きしますから少し離れてください」
中「やぁーだ寒い」
「タクシー来ちゃうから!」
中「んー………(グリグリ)」
「…………玉潰すよ?」
中「容赦ないなお前」
脅しの効果(?w)があったのか
その後の着替えはスムーズに進んだ
病院で診察をしてもらった結果
風邪 でした。
2、3日寝てれば治るだろうって。
その間、子供たちは実家に預かってもらうことになったのでした。
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