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13.いつも通り ページ14

(テト視点)

「……ん…」

僕が起きて見たものは、見知らぬ天井だった。…あぁそうか。僕は何処かへ運ばれたのか。

ーーガチャ

「!テト!!!!」

「テト、大丈夫か…?」

ドアが開いたかと思えばルキとアクがいた。

「うん。大丈夫だよ。」

僕は起き上がり笑いながら返事した。ルキに「起き上がるな」と言われたけど。体はもう大丈夫だしいいよね。

「アク…放火の犯人は…?」

「モンスターだった。けど倒した。それと………これ。」

アクが自分のローブのポケットから手を取ったものはアリス様の記憶だった。

「…アリス様、悲しむ…かな」

「で、でも!テトも無事でモンスターも倒したし!放火もこれで終わったんだから結果オーライだろ!」

ルキが慰めるように言う。


「…そうだな。でもルキ、ルキも一応あの後倒れたんだしテトもさっき起きたばかりなんだから静かに。」


「あ、すまん…てか倒れたことは言うなよ」

ルキが頬を赤らめながら怒った。ルキにとっては恥ずかしいことなのだろうか…。
…なるほど。モンスターの力使ったのか。

「フフ…ダメだよルキ。むやみに使ったら。これ以上身長伸びないよ。」

「そんな事ねぇしぃ!!まだ成長期なんだしぃ!」

「もう遅いでしょ。」

「うぐっ」

僕はクスクス笑った。そしてルキはどうせ俺なんかといじけアクが慰めてる。

…いつも通りだ。これがいつも通りなんだ。


ーーーそして僕達はアクア国の人達からお礼を言われ、メモリーファインドのところへと帰ったのだった。


ーーー
更新全然してなくてすみませんでした!
とりあえずアクア国編は終了となります。

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設定タグ:ダークファンタジー , オリジナル , リケル   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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リケル(プロフ) - なっか(˙˘˙?さん» ありがとうございます^ ^自分の方が絶対文才ないですよ!もっと上手く表現などをしたいものです笑 (2015年10月21日 1時) (レス) id: 4787ac918f (このIDを非表示/違反報告)
なっか(˙˘˙?(プロフ) - 見にきましたよ〜!私とは比べようのない文才ですよね!尊敬〜!!お気に入り登録しました☆ (2015年10月20日 22時) (レス) id: b4b75ea564 (このIDを非表示/違反報告)
リケル(プロフ) - なっかさん» こんばんは!見に来てくれたのですか!ありがとうございます! (2015年10月17日 23時) (レス) id: 4787ac918f (このIDを非表示/違反報告)
なっか - ポケランのなっかです♪ (2015年10月17日 23時) (レス) id: 2a8efd51d7 (このIDを非表示/違反報告)
リケル(プロフ) - 夏星さん» ありがとうございます!!作者もキャラ達も頑張って行くのでぜひ応援してくださいね♪ (2015年6月7日 21時) (レス) id: 4787ac918f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リケル | 作成日時:2015年2月24日 19時

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