ドS王子 。2 緑

PRINCE30 ページ7

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「どうしたん ? 顔赤いで ? 」


って 教室に入るなり 安くんに心配される 。








「本当 !? 気付かなかった」


「大倉と何かあったん ? 」






んふふ 、と 安くんが笑顔を浮かべた時


廊下がキャ ｰ キャ ｰ 騒がしくなる 。






「あ 、噂をすれば 大倉やっ」


‥ やっぱり 。


見ないようにプイ と顔を逸らす 。







そんな私を 不思議そうに 見てる安くん 。







「あ 、安くん 放課後 どこでする ? 」


「ん ｰ 、あ そうや ! 最近出来たファミレス知っとる ? 」






" 学校近くのとこやねんケド "


て付け加えた安くん 。







「うん 、知ってる !! 」


「そことかはどお ? 」


「うんっ ! ありがとうね♪」


「ええよええよ♪」








ピコン と 空気を打ち消すように


軽快な着信音が 私の胸ポケットでなる 。







『 声がデカイて 』


‥ むっ 。


忠義からのクレ ｰ ムメ ｰ ル 。






クレ ｰ ム言う為の LINEか !!


それでも 彼女に対していう言葉か !!







なんて 、結局 忠義には敵わない 。


『はい 、すみませんでした』


素直に謝罪した 。







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